コーポレートイベント(Direction 2010)
「Trend Micro Direction 2010」開催報告
「クラウド」「仮想化」をテーマに最新セキュリティ動向を紹介
トレンドマイクロは2010年7月7日(水)、都内ホテルにて「Trend Micro Direction 2010」を開催しました。情報セキュリティカンファレンスとして毎回多数の方々にお越しいただいているDirectionも今年で5回目。今回も昨年に引き続き、「クラウド」「仮想化」をテーマに、劇的に変化するビジネス環境のなか、企業がより強く成長するためのヒントとなる最新のセキュリティ動向を紹介。ITの利用効率向上で本格導入が進む「クラウド」や「仮想化」の実環境への導入事例をはじめ、不正プログラムの脅威やコンプライアンスなど企業を取り巻くさまざまな課題に対する総合的なリスクマネジメントの実践方法を紹介するなど、今の時代にITを活用して企業が強く生き残るための実践的な指針となるセッションを展開しました。
■ 基調講演
クラウド時代に求められるセキュリティ
~ブレイン、ハイブリッドクラウドとセキュリティ~
境界線のない時代へ
基調講演に登壇したエバは、さまざまな環境が混在するハイブリッドなクラウド世界に移行するに伴い、顕在化してきた課題を解説。今後、求められるセキュリティ対策について語った。
■ 基調講演
セキュリティと企業ブランド
~ブランド価値向上意識が情報セキュリティを守る~
オープン&フェアーのIT戦略
講演の冒頭で新井氏は、人生で最も大事な時期を費やす会社(仕事)に“誇り”を持ち、おもしろおかしく仕事をしようという社是「おもしろ おかしく(JOY and FUN)と「オープン&フェアー」の精神に基づいて推進する同社のIT戦略を紹介。セキュリティ体制を盤石にし、HORIBAブランドを守るための4つのセキュリティ戦略について解説した
■ セッションレポート:A-1
クラウドで大きく変わるICT
~NTTコミュニケーションズが実現するセキュアでユビキタスなクラウド環境~
「BizCITY」がセキュアなクラウドを支える
本セッションでは、NTTコミュニケーションズが提供するセキュアなクラウドコンピューティング基盤「BizCITY」を紹介。高い競争力を獲得するために企業が実践したいクラウド戦略について解説した。
■ セッションレポート:A-2
情報インフラにおける安全と軽快の両立
~クライアントセキュリティを刷新した大手食品会社の導入事例~
必要最小限のパターンファイルを適用
本セッションでは、先ず染谷が従来の対策手法であるパターンファイルに依存しない最新のセキュリティ技術を紹介。
■ セッションレポート:A-3
計画的なセキュリティパッチ運用とDeep Securityを用いた脆弱性の可視化
~企業が抱えるセキュリティパッチマネジメントの課題~
セキュリティパッチを迅速に適用する必要性
本セッションでは、システムの脆弱性が企業に与えるリスクや、パッチマネジメントにおける課題について三枝が解説。大西氏は、トレンドマイクロの「Trend Micro Deep SecurityTM(以下、Deep Security)」を活用した自社の事例を紹介した。
■ パネルディスカッション:B-1
クラウドで変化する情報セキュリティ
~エンタープライズリスクマネジメント~
「セキュリティ普及促進委員会」協力パネルディスカッション
クラウドセキュリティ監査を利用者視点で
2010年2月、内閣官房が定める「情報セキュリティ月間」を機に、官民の壁、企業の壁を超えて5つの組織が「セキュリティ普及促進委員会」を設立。同委員会の協力によるパネルディスカッションを展開し、クラウド時代における情報セキュリティ政策や情報セキュリティのあり方について討議した。
■ セッションレポート:B-2
VMware vSphereで実現するITインフラの進化と、仮想化におけるセキュリティ対策
VMwareの目指すクラウドとは
システムの効率性追求と共に、仮想化技術がクローズアップされ、いまではミッションクリティカルな分野でもごく当たり前に仮想化技術が採用されるようになっている。サーバ数千台を仮想化するプロジェクトが実行され、仮想化管理ソフトウェア市場と仮想サーバ市場のどちらも右肩上がりの成長を見せている。
■ セッションレポート:B-3
クラウド時代のセキュリティガバナンス
リスク移転に意味がなくなる
本セッションでは、情報社会について、農業革命で生まれた農業社会、産業革命による工業社会の次に、情報革命によって誕生した社会という切り口から、新時代のリスク対応とクラウドコンピューティングのセキュリティについて語られた。
■ セッションレポート:C-1
企業の実例に見る最新の脅威
■ パネルディスカッション:C-2
セキュリティ製品に求められる真の実力とは?
~セキュリティ製品のテスト手法はどうあるべきか~
効力を失う従来のテスト手法
本セッションでは、Trend MicroのCTOであるレイモンド・ゲネスをモデレータとして、世界的な主要第三者テスト機関の専門家によるパネルディスカッションが行われた。
■ パネルディスカッション:C-2
皆様の疑問にお答えする来場者参加型パネルディスカッション
~従来の検出率テストの有効性やセキュリティ製品の選定ポイントとは~
企業は何をもって自社のセキュリティレベルを判断すべきか
本セッションでは、参加者からの投票で選ばれたテーマを取り上げ、討議を展開。最初のテーマには、「企業がとるべきセキュリティ対策のレベル」が選ばれた。
■ 展示エリア
展示会場では、トレンドマイクロと技術的なアライアンスを組む企業による技術、ソリューションの紹介が行われました。また、各社が提供するトレンドマイクロとの連携によるソリューションも紹介され、数多くの来場者でにぎわいました。

