レポート
夏休み自由研究体験教室「セキュリティ&エコ実験」
~科学実験を通して身近な「エコ」とネットの安全な使い方を身に付けよう!~
2009年8月5日(水)、小学校4~6年生の親子を対象とした夏休み自由研究体験教室「セキュリティ&エコ実験」を開催しました。
夏休み自由研究体験教室は小学校中・高学年の親子を対象に毎年開催しており、今回で6回目。毎年たくさんの親子に、セキュリティの大切さを学んでいただいています。今年は、22組の親子が参加しました。
第1部「インターネットの安全な使い方&ウイルス感染実験」
第1部は、トレンドマイクロ社員によるインターネットの安全な使い方の授業です。今回参加した子どもたちは、ほとんどがパソコンを使っていて、中には毎日使っているという子も! まずは、パソコンを使うときに気をつけなくてはならないことを、小学生にもわかりやすく風邪やインフルエンザに例えて解説しました。
風邪やインフルエンザにならないためには、
- 十分な睡眠をとる(いつも健康な状態にしておく)
- 手洗いとうがいをこまめに行う(ウイルスを近づけない)
- マスクをつける(ウイルスを体の中に入れさせない)
の3点に気をつける必要があります。
コンピュータウイルスに感染しないためにも同様に
- いつもソフトを最新の状態にしておく(いつも健康な状態にしておく)
- あやしいメールやサイトは開かない(ウイルスを近づけない)
- ウイルス対策を使う(ウイルスを体の中に入れさせない)
が3か条です、というお話に、子どもも親御さんも大きくうなずいていました。
次に、ウイルスに感染するとどうなるのか? という実験を行いました。「実験に参加したい人!」という問いかけに、たくさんの子どもが元気に手を挙げました。
まず、2人の子どもが登場。1人はパソコンに4ケタの数字を入力します。もう1人が、そのパソコンを見ないで数字をあてるというもの。なんと、4ケタの数字を間違いなくあててしまいました。会場のみんなもビックリ!
なぜわかったのでしょうか? それは、最初の子どもが入力したパソコンはウイルスに感染していたからなのです。ウイルスに感染したパソコンは、別のパソコンから入力した文字がわかってしまうのです。
これができたら何をしますか? という問いには、
「他人のIDとパスワードを使って悪用します」
「銀行の口座番号を盗んでお金をおろします」
という意見が出ました。まさに、その通りの犯罪がインターネット上では多発しています。ウイルスに感染すると、いろいろな被害が起こります。ウイルスに感染しない3か条を守って、ウイルスに感染しないように気をつけることが大事ということを、このウイルス感染実験を通じて感じてもらえたようです。
第2部「らんま先生のエコ実験」
第2部では、国内唯一の実験エコパフォーマー・らんま先生が登場。おもしろくてためになるおしゃべりを交えたパフォーマンスを次々に披露しました。
ねじれているもの(スパイラル)を見ると、頭が良くなる「セロトニン」という物質が脳内に出るそうです。まずは、ねじれグッズを使ったパフォーマンスで、まずはみんなの頭の中にセロトニンを出します。これは「スパイラル効果」というそうです。
次は、ペットボトルの茶色い水があっという間に透明になるパフォーマンスです。
実はこれは、酸化還元を使ったもので、ヨウ素を混ぜた茶色い水にビタミンCを入れると、透明に変化することを実験してくれました。しかし実際の地球環境においては、ペットボトル1本分の汚れた水を透明にするには200本のペットボトルが必要なのだそうです。
また、ペットボトルは現在7割がリサイクルされていますが、リサイクル時にはキャップは外さなければならないことも教えてもらいました。
ほかにも、目を見張るパフォーマンスの中に、環境についてのわかりやすい説明があります。バケツに入れた水が逆さにしても網からこぼれないパフォーマンスは、表面張力を使ったもの。ここでは、水力発電や太陽光発電、風力発電などのグリーン電力を有効に活用していかなければならないことを学びます。
会場に来ていたお父さんを助手にしたパフォーマンスは、地球に見たてたバランスボールに乗って、遠心力を使って行うもの。地球の大切さ、バランスの大切さを学びます。
最後に、みんなでエコバッグを作りました。コンビニのレジなどで使われるビニール袋を1枚使わなければ、二酸化炭素は62g、石油は18ml削減されるそうです。輪ゴムで3か所絞って、緑かピンクの液につけると、きれいな花のような模様のエコバックが出来上がります。同じ模様はほかにない、オリジナルのエコバッグの完成です。これはおみやげとしてお持ち帰りいただきました。今回参加したみんなは、レジ袋代わりにこのエコバックを使ってくれることでしょう。
環境問題は、地球のために一人一人がなにか貢献できることを小さなことから始めていくことが大切です。インターネットという環境も、ネットを使うすべての人のものではないか、とトレンドマイクロは考えています。
多くの人がエコと同様にセキュリティを意識することでネット環境が安全になり、インターネットを使うすべての人が安心してネットを利用するために、今回のイベントがセキュリティを考えるきっかけになればと考えています。
今後もトレンドマイクロでは、同様のイベントやWebサイトにおける情報発信等を通じて、子どもたちへのセキュリティ教育を推進していきます。
