ニュースリリース - 2001/10/10
トレンドマイクロ、業界初Network Appliance対応製品を発表
~ストレージサーバ用ウイルス対策製品ServerProtect for Network Appliance filers~
トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区代々木 代表取締役:スティーブ・チャン)は、日本ネットワーク・アプライアンス株式会社(本社:東京都港区新橋 代表取締役:鈴木 康正 以下、NetApp(R) )のストレージ製品に対応したファイルサーバ用ウイルス対策ソフトウェア「ServerProtect for Network Appliance filers」を2001年11月15日より提供開始することをお知らせします。
ストレージシステムでは、セキュリティとデータ整合性が非常に重要です。ストレージシステムのユーザからはこれまで所有の記憶装置のウイルス対策製品に対する要望が積極的に寄せられてきました。トレンドマイクロはNetApp(R)と密接に協力しながらNetApp(R)ファイラー向けのウイルス対策に取り組み開発いたしました。
トレンドマイクロの「ServerProtect for Network Appliance filers」は、大企業およびサービスプロバイダのネットワーク環境向けに開発されたウイルス対策市場で初めてのストレージサーバ用ウイルス対策製品です。同製品は、NAS(Network Attached Storage)内のデータにおけるウイルスや悪質なプログラムを、ネットワーク経由で接続したNTサーバでフィルタリングします。こうすることにより、ストレージサーバにおける共有ファイルがウイルス感染していた場合、他のコンピュータ環境にも感染が広がり被害が拡大することを防ぎます。
米国の独立系調査会社、IDCによると、ディスクストレージ市場は、今後4年間で年率12%成長、規模としては284億米ドルから533億米ドル規模の市場成長を達成すると述べられています。
ストレージコンソリデーション(統合)とハイアバイラビリティ(高可用性)が求められているストレージ市場では、統合されたストレージ内のデータがウイルスに感染する危険性、またウイルスの被害や駆除作業によるシステム停止の際の被害は計り知れません。ストレージシステム内でウイルスに感染したファイルは、同システムのユーザ間でやり取りされ、大量のデータに伝染して記憶サービスとデータ管理の重大な機能障害を引き起こし、多くのクライアントシステムに被害が拡大する可能性があります。
企業における顧客管理から、リソースプランニングに至るまで、広範囲な事業管理に必要な大容量ストレージシステムの需要は急速に増加しています。それに伴い、ストレージで管理されている重要企業情報を、ウイルスなどの脅威から防御するストレージサーバ用ウイルス対策ソフトウェア市場も成長しています。
トレンドマイクロは同製品において、通信・製造・文教市場に対して注力する販売戦略を取り、2001年度中に1億円の売上を販売目標とします。
「ServerProtect for Network Appliance filers」の3大特長
1. ウイルス対策サーバによる先進的な代理検索方式
「ServerProtect for Network Appliance filers」は、NetApp(R) ファイラーで操作されているファイルに対し、リアルタイムでウイルス検索を行うストレージサーバ用ウイルス対策製品です。ユーザまたはアプリケーションが、NetApp(R) ファイラーの中にあるファイルを作成・変更、または開こうとした場合、NetApp(R) ファイラーが検索要求を送信し、ウイルス検索サーバはファイルの手動検索(Scan Now)を実行します。ファイルがウイルスに感染している場合、駆除処理など指定された処理を行います。
● ウイルスに感染したファイルが発見された場合、すみやかに駆除し、検索結果とともにウイルス駆除済みのファイルを返送します。
● 既に検索済みでウイルスに感染されていないと確認されたファイルには「clean」というマークをつけます。「clean」マークのファイルは、次にウイルスパターンファイルが更新されるまで保存されます。
2. ハイパフォーマンス分散型ウイルス検索機能
「ServerProtect for Network Appliance filers」は、RPC(Remote Procedure Call) によってNetApp(R) ファイラーと連絡を取り合うように構成されています。大容量のファイルサーバのファイルアクセスを効率よく検索するため、複数のウイルス対策サーバを用意することができます。
● 1台目の検索サーバが使用中の場合、空いている他のサーバに検索要求を転送することで負荷分散を実現します。
● 管理者は空いている帯域幅を常に有効に利用できます。
3. 統合管理機能
分散させたウイルス検索サーバを統合的に管理できるため、ウイルス発見時の警告やログを管理者が一元管理することができます。また、ウイルスパターンファイルやウイルス検索エンジン、およびウイルス対策プログラムを、インターネット経由で自動的に最新のバージョンにアップデートすることができます。万が一、何らかの事情でアップデートに失敗した場合も、プログラムが自動的に更新作業を再試行するため、管理者の手をわずらわせることなく常に最新のウイルス対策を実現できます。
◆販売価格
10月26日付で新しい価格表を発表しておりますので、こちらをご覧ください。
新しい価格表
http://www.trendmicro.co.jp/product/spnetapp/netapp_price.asp
◆販売・サポート
ユーザの一次窓口を有する特定販売代理店を通じての販売・サポートとなります。また、NetApp(R) は、ネットワークの総合的なデータ管理およびコンテンツ配信ソリューションを提供するために、富士通株式会社など、様々な分野のリーダー企業とパートナー関係を締結しています。
日本ネットワーク・アプライアンス株式会社 代表取締役社長 鈴木康正
どのようなストレージシステムにおいてもセキュリティの機能、すなわちデータを外敵から守ることは避けては通れない命題です。私どものパートナーでありますトレンドマイクロ株式会社から今回リリースされます。「ServerProtect for Network Appliance filers」は、弊社のストレージ製品と組み合わせることで、お客様に強固で安全なストレージ環境を提供する有力なソリューションのひとつとなると考えております。
富士通株式会社 ファイルシステム事業本部長代理 才田正弘
弊社は、Network Appliance社製の「Filer」「NetCache」を『NR1000 series』として販売しております。インターネットを核としたストレージビジネスに注力していくうえで、ウイルス対策等の安全性の確保は不可欠であると考えております。
※ 各社の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です

