ニュースリリース - 2000/6/20
感染警報VAC-3「VBS_STAGES.A」
トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:スティーブ・チャン)は、スクラップファイルを利用し、感染力も強いワーム「VBS_STAGES.A」の感染警報VAC-3を警告すると同時に、パターンファイル731以降で対応することをお知らせいたします。
「VBS_STAGES.A」の概要
6月17日(日本時間)、「VBS_STAGES.A」という新しいワームの感染が米国で報告されました。このウイルスは、「Melissa」や「Loveletter (Love Bug)」 ウイルスと同様、Microsoft Outlook、 Pirch、 mIRCの機能を利用してネットワーク上で増殖するワームです。また、マッピングされたネットワークドライブに対しても自分自身をコピーして増殖します。
このワームは、これまでのVBスクリプト型のワームとは異なり、Windowsのスクラップファイルである“LIFE_STAGES.TXT.SHS”というファイルを添付します。Windowシステムでは、拡張子を表示するように設定していても、SHSの拡張子は表示されないため、このファイルを受信したユーザは、テキストファイルと思い実行してしまいがちです。実際にこのスクラップファイルが実行されると、VBSのワームが動作を開始し、増殖活動を行います。 米国で感染報告が相次いでいるためVACレベルを3に上げました。日本でもより強い警戒が必要です。
●注意事項
○下記のようなメールを受け取った場合、絶対に開かずに削除してください。
「VBS_STAGES.A」が送信するメール内容は以下の通りです:
件名: Funny, Fw:Funny, Life stages text, Funny text, Fw:Funny text
(これらのうちのいずれかが使用されます。)
メール本文:The male and female stages of lifeまたは The male and female stages of life. Bye.
添付ファイル: LIFE_STAGES.TXT.SHS
○不審なファイルを実行(ダブルクリック)しないでください。
●トレンドマイクロ製品ユーザ様向けソリューション
パターンファイル731以降、検索エンジン5.110以上で対応します。検知した場合、後述の手動削除手順にてプログラムを削除してください。
●現在ウイルス対策製品をご使用でないお客様向けソリューション
- 30日間の有効期間中であればフル機能でご使用いただける「ウイルスバスター2000」体験版【提供は終了しました】をトレンドマイクロ社ホームページよりダウンロードし、検索エンジンおよびパターンファイルを最新のものに更新してウイルスチェックを実行してください。
- トレンドマイクロ社ホームページ上で用意している「ウイルスバスター オンラインスキャン」または「オンラインスキャン for Microsoft Exchange」を利用して、マシンのウイルスチェックを実行してください。
●ウイルス情報詳細
ウイルス名 | VBS_STAGES.A | ||
使用言語 | 英語 | ウイルスタイプ | VBスクリプト、ワーム |
使用プラットフォーム | Winadows | ウイルスサイズ | 39,936 Bytes |
感染報告日 | 2000/6/17 | ||
破壊活動 | メールを自動送信する、ファイルを作成する、ファイルを削除する(REGEDIT.EXE) | ||
対応パターン | 731以上 | 対応エンジン | 5.110以上 |
制約事項 | (但しパターン732以上の場合、検索エンジンは必ず5.170以上をご使用下さい) | ||
詳細 これは一般的にワームに分類されるトロイの木馬型不正プログラムで、Outlook、mIRC、Pirchの機能を利用してネットワーク上で増殖する活動を行います。また、マッピングされたネットワークドライブに対しても自分自身をコピーして増殖します。VisualBasicScriptで記述されたプログラムなのでマイクロソフトのWindowsスクリプティングホストがインストールされている環境でなければ動作しません。 ワーム実行後の活動:
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駆除ツールのダウンロード 駆除ツール(fixstage.exe 18KB) | |||
手動削除手順 一個のプログラムなので駆除は行えません。ファイルごと削除してください。実行してしまった場合に改変されたシステムは以下の方法で修復する必要があります。 1)レジストリの編集を行うため、ワームに変更されたWindowsのレジストリエディタ”REGEDIT.EXE”の設定を修復します: ゴミ箱内の"RECYCLED.VXD"をWindowsディレクトリにコピーし"REGEDIT.EXE"にリネームしてください(すでにゴミ箱を空にするなどしてレジストリエディタのファイルがなくなってしまった場合には他のマシンから”REGEDIT.EXE”をコピーするなどする必要があります)。次にコピーした”REGEDIT.EXE”を起動し、以下のレジストリキーを元の値に変更してください。 場所:HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\CLASSES\regfile\DefaultIcon 場所:HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\CLASSES\regfile\shell\open\command 2)ワームの自動起動設定を削除します。”regedit.exe”などを使用して以下のレジストリキーを削除してください。: 場所:HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunServices 場所:HKEY_USERS\.DEFAULT\Software\Mirabilis\ICQ\Agent\Apps\ICQ\Parameters 場所:HKEY_USERS\.DEFAULT\Software\Mirabilis\ICQ\Agent\ 場所:HKEY_USERS\.DEFAULT\Software\Mirabilis\ICQ\Agent\ 3)mIRCを使用している場合にはワームに変更された設定ファイル"MIRC.INI"を削除し、オリジナルに置き換えてください。 4)マシンを再起動後、ウイルスバスターを使用し発見した感染ファイルをすべて削除してください。 | |||
以上
※TRENDMICROは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。
※各社の社名及び製品名は、各社の商標又は登録商標です。

