ニュースリリース - 2000/5/31

トレンドマイクロ、ゲートウェイセキュリティソリューション強化

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:スティーブ・チャン)は、インターネット・ゲートウェイサーバ用ウイルス対策製品「InterScan VirusWall for Solaris ver3.5」を2000年6月20日より出荷、インターネットゲートウェイサーバ用コンテンツセキュリティ製品「InterScan eManager for Solaris ver3.5」ベータを6月より開始、さらに「InterScan VirusWall for Linux」が「Redhat Linux6.2日本語版」へ対応することにより、インターネットゲートウェイにおけるセキュリティソリューションを総合的に強化することを発表いたします。

ゲートウェイセキュリティソリューション強化の概要

 インターネット/イントラネットは、企業において必要不可欠な情報インフラとなりつつありますが、世界中の情報が飛び交うインターネット上には、ウイルスプログラムが多く存在しています。昨年3月に発生した「Melissa」や、本年5月に世界中を騒がせた「LoveLetter」など、メールの自動転送や自動返信機能を利用して感染を急速に拡大する“メール感染型ウイルス”という新タイプのウイルスが猛威をふるい、企業ネットワークを脅かしています。
 また、インターネットメールにおいては、スパムメールによる不要な帯域使用の問題や、不適切な内容を含むメールが社外に流出するなどの問題が、システム管理者を悩ませています。
 トレンドマイクロでは、これらの問題に対するソリューションとして、インターネットゲートウェイにおけるセキュリティソリューションを下記のとおり強化し、順次提供いたします。

  • 第1弾として、ゲートウェイ上でウイルスのネットワークへの侵入と流出を防ぐためのウイルス対策ソフト「InterScan VirusWall for Solaris ver3.5」を6月20日より出荷開始
  • 第2弾はe-mailの内容や送受信を監視する新製品「InterScan eManager for Solaris ver3.5」を6月よりベータ提供開始
  • 第3弾として「InterScan VirusWall for Linux ver2.54」は、レッドハット社製OSの最新版「Red Hat Linux 6.2日本語版」上で動作検証を終了し、同OS上での製品サポートを開始

「InterScan VirusWall for Solaris ver.3.5」の新機能

 「InterScan VirusWall」は、ネットワーク上でSMTP/HTTP/FTPのプロトコルのアプリケーションサーバが、ファイルの転送を処理する前にウイルスを発見し、直ちに管理者等に警告を出し、コンピュータウイルスが社内及び社外へ流出しないよう、常時監視するセキュリティソフトです。

■「InterScan VirusWall for Solaris Ver.3.5」の新機能

「InterScan VirusWall」がプラグインにサポート
「InterScan VirusWall」はインターネットゲートウェイにおけるセキュリティ・ソリューションを総合的に提供するために、各種プラグインをサポートしていきます。今バージョンでは、スパムメール対策、e-mailコンテンツフィルタリングのためのeManagerを提供いたしました。

警告メール発信者の設定機能
発信者アドレスを任意に設定できるようになりました。

○ 感染メールのアウトブレークブロック機能
感染メールを駆除するだけではなく、外部に配信しないようにすることが可能です。

外部からのリレイ防止機能
悪用する外部からのメールリレイに一定の制限を設定できるようになりました。

HTTP Trickle機能 ?タイムアウト制御-
ウイルススキャンを実行する間に「InterScan VirusWall」とWebブラウザ間にHTTPキャッシュ サーバを利用している場合、Web ブラウザのタイムアウトが発生する場合があります。このタイムアウトの発生を回避する機能です。

マクロの削除機能
マクロウイルスはスクリプトで記述されているため、亜種が多く現れます。InterScanでは、e-mailの配信前に、このようなマクロを含んだ添付ファイルを削除する設定が可能となりました。

■「InterScan VirusWall」のその他の特長

対応プロトコル
SMTP : 電子メール添付ファイル
HTTP : Webブラウザでのファイルダウンロード(非認証ファイルのブロッキング※1)
FTP  : ファイル転送プログラムでのファイルダウンロード
JAVA : 不正JAVAアプレットブロッキング

リアルタイム検索を可能にしたActivePS 方式
トレンドマイクロ社が技術の粋を集めたActivePS方式(米国特許取得)は、リアルタイムでFTP / HTTPの転送ファイルとe-mailの添付ファイルを高速に検索します。また、ファイアウォールとの共存も可能です。ウイルスの侵入だけでなく、起動するだけでハードディスクを破壊してしまうような「トロイの木馬」型不正プログラムの侵入についても監視します。

パターンファイルの自動アップデート
安全なコンピュータ環境を維持するためには、ウイルスパターン(データベース)の更新が何よりも大切です。ボタンひとつで最新のウイルスパターンファイルをFTPでダウンロードする機能や、予約アップデート機能により定期的に自動ダウンロードすることもできます。

リアルタイムの警告機能
インターネットサーバ上で検出したウイルスに対する処理を、システム管理者が設定できます。さらに、ウイルス感染を管理者に通知するだけでなく、ウイルス感染メールの受信者、送信者にe-mailで警告を送信することもできます。

豊富な圧縮方法に対応
インターネットでは多くの場合ファイルを圧縮してから転送します。ZIP、LHA、ARJなどの主要な圧縮方法に対応しており、これらの圧縮ファイルに潜むウイルスを検出、駆除する機能を有しています。また、MIME、UUENCODE、Macintosh環境で使用されるBinHexなど、e-mailのエンコード形式にも対応します。

「InterScan eManager」の概要

 「InterScan eManager」は、「InterScan VirusWall」のプラグインとして動作し、重要なビジネスツールであるe-mailを管理/監視、スパムメールが送受信されるのを阻止したり、不適切な内容を含むメールをチェックするなどを可能にするソフトウェアです。この次世代のSMTPサーバ総合管理ツール「InterScan eManager」によって、管理者はより円滑に企業のインターネットメールを管理でき、ビジネスプロセス効率をより高めます。

コンテンツマネージメント
Content Managementでは、スパムメールをフィルタしたり、ユーザが設定するルールに従って内容に問題のあるメッセージをチェックできます。

コンテンツフィルタリング
Content Managementのもう1つの機能は内容によるフィルタリングです。これは実際のメッセージテキストに対し、さらに高度な分析を行うもので、スパムメールフィルタリング同様ユーザが定義した基準(ポリシー)に従ってメッセージを評価します。このようなポリシーによって、不適切な言葉があるか、機密情報が漏れていないか、等の目的のために利用することができます。また、Content Managementでは、1台のCPUにこのような検索タスクを集中させずに、分散アーキテクチャを使用し、1つのNTドメイン内で複数のマシンに処理負荷を分担させます。タスクの分散は「InterScan VirusWall Ver.3」以降を使用して設定、制御します。

スパムメール対策
Content Managementのスパムメール対策によって、SMTPサーバへ入るメッセージのヘッダや内容を素早く点検することができます。メッセージの送信元をチェックし、ヘッダ情報をユーザが定義した基準(ルール)に照らし合わせることで、スパムメール(不要な広告メールやチェーンメール)であるかどうかを判断します。スパムメールであると判断されたメッセージは削除、隔離、またはアーカイブされます。スパムメール対策のルールはユーザが定義でき、複数のルールを併用することができます。

「InterScan VirusWall for Linux ver2.54」
Red Hat Linux6.2日本語版への対応

 レッドハット株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役:平野正信)と2000年3月に締結した、技術提携契約によって、トレンドマイクロは今回新たにレッドハットが開発した日本語版「Red Hat Linux6.2日本語版」について動作確認を終了し、同OS上での製品サポートを開始いたします。

■動作環境

○ 「InterScan VirusWall for Solaris ver3.5」
OS: SPARC Solaris 2.6、Solaris 7、Solaris 8
対応機種: SPARCチップ搭載の Sun Workstation
メモリ : 128MB以上
HDD: 20MB以上(推奨128MB以上)
スワップ: 256MB以上推奨

○ 「InterScan VirusWall for Linux ver2.54」
OS: RedHat Linux 6.1日本語版、RedHat Linux 6.2日本語版、TurboLinux4.0日本語版/TurboLinuxPRO4.2日本語版
対応機種: IBM PCおよび互換機 (intel Pentium 200MHz以上推奨)
メモリ:  64MB以上(128MB以上推奨)
HDD: 25MB以上
スワップ: 500MB以上

○ 「InterScan eManager for Solaris ver3.5 ベータ版」
OS: Solaris 2.6、Solaris7、Solaris8
対応機種: SUN SPARCワークステーションおよび互換機
メモリ: InterScanVirusWallを含め、256MB以上を推奨
HDD: 20MB以上
スワップ: 500MB以上推奨

○ 「InterScan VirusWall for Solaris ver3.5」価格

ライセンス

価 格

30ユーザライセンス

¥ 360,000

100ユーザライセンス

¥750,000

250ユーザライセンス

¥1,400,000

無制限ユーザライセンス

¥2,500,000

追加サーバライセンス

¥200,000

※ 上記価格は、1年間のサポートサービス料込みの価格です(消費税別)。
※「InterScan eManager for Solaris ver3.5」の価格は未定です。
※「InterScan VirusWall」、「InterScan eManager」はマスターリセラーよりご購入いただけます。詳細は弊社Webサイトをご参照ください
※InterScan VirusWall 及びTRENDMICROは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。
※LINUXはLinus Torvalds氏の商標です。
※Red Hatおよび Red Hat をベースとしたすべての商標とロゴは、米国およびその他の国における Red Hat, Inc.の商標または登録商標です。
※各社の社名及び製品名は、各社の商標又は登録商標です。