ニュースリリース - 2003/12/18
トレンドマイクロ、セキュリティ分野におけるIPv6 移行の実証実験を開始
トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:スティーブ・チャン 東証一部:4704、Nasdaq:TMIC 以下 トレンドマイクロ)は、総務省から「IPv6移行実証実験」業務の委託を受けたNTTコミュニケーションズ株式会社(略称:NTT Com)と共に、2004年1月より、ISPのIPv6移行および、ISPと接続する自治体、大企業、中小企業、家庭、無線LANアクセスとの連携部分におけるセキュリティについて実証実験を行うことをお知らせします。
本実証実験は、総務省が平成15年度からの3ヵ年計画で実施するものです。社会の基盤システムとなっているインターネットを、現在のIPv4からIPv6に円滑に移行し確実に機能させていくために、実際にIPv4とIPv6が並存する環境で運用を行い、さまざまな課題の克服、運用方法の実証を行うことを目的に実施するものです。
IPv6環境においては、インターネットで使用できる固定のIPアドレス(グローバルIPアドレス)が増えるため、家庭でサーバを持つなど、新たなインターネット利用の可能性が広がります。
しかし、ネットワーク基盤がIPv4からIPv6に移行しても、ネットワークに接続するパソコンに侵入してくるウイルスへの対策などコンテンツセキュリティとして取り組まなければならない事項に変化はないため、安全にインターネットを利用できる環境を提供することが必要です。
さらに、家電がネットワークに繋がることで、パソコンだけでなく、情報家電もハッカー等からの攻撃対象になることが考えられます。また、IPv6環境特有のセキュリティ侵害を行う手法は現在、未知数の部分も多く、移行にあたりIPv4、IPv6の共存も考慮した上で、パソコンだけでなく情報家電も包括的に守るしくみの実証実験が必要になります。
本実証実験では、インターネットの出入り口(インターネットゲートウェイ)で、包括的にセキュリティを施行するトレンドマイクロが開発したIPv6に対応したセキュリティボックス機器を利用し、IPv6移行時のセキュリティ課題の克服、運用方法に関して以下の検証を行います。
- プラグアンドプレイ機能の確認
- 実験機器の管理設定の可否
- ファイアウォール動作、ウイルスパターンファイル自動アップデート動作
- メール送受信時のウイルス検出、駆除、削除
- IPv6対応アプリケーションとの親和性など
今後、トレンドマイクロとNTT Comでは、IPv6時代に想定されるさまざまなインターネット利用シーンに応じたセキュリティソリューションの提供の実現に向け、本実証実験の成果の公表等を通じて、国際的なIPv6への移行促進に貢献していきます。
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