ニュースリリース - 2003/5/22
NetScreenとトレンドマイクロ ネットワーク・セキュリティ・ソリューションの統合でパートナーシップを強化
〔米国ニュースリリース抄訳〕
NetScreen Technologies, Inc. (ネットスクリーン・テクノロジーズ. 本社:米国カリフォルニア州サニーベール、社長兼CEO:ロバート・トーマス、Nasdaq:NSCN、以下 NetScreen)とトレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:スティーブ・チャン、東京証券取引所:4704、Nasdaq:TMIC、以下トレンドマイクロ)は、米国時間の5月21日、現在および将来のネットワークに対する脅威に備えて効果的かつ効率的なネットワーク・セキュリティ・ソリューションを求める企業やプロバイダのニーズに対応することを目的として、これまでのベストオブブリードである提携関係を大幅に拡大することを発表しました。これは、NetScreenのネットワーク・セキュリティ技術とトレンドマイクロのウイルス対策/コンテンツ・セキュリティ技術を統合するという共通のビジョンを実現するためのものです。
両社は、ウイルス対策、ファイアウォール、VPN(仮想専用線)、侵入検出技術をシングルプラットフォームに統合したベストオブブリードのリモートサイト向けゲートウェイ・セキュリティ・ソリューションを新たに開発、販売することで最終的に合意しました。同ソリューションはNetScreenが新たに発売するNetScreen-5GTプラットフォームをベースに開発される予定です。
※ 本日、NetScreenより同時配信される「NetScreen-5GT」に関するプレスリリースをご参照ください。
さらに両社は、ネットワーク全体を網羅できるセキュリティ対策へのニーズの高まりを受けて、これらのニーズに応える機能と管理能力を備えた各種統合ゲートウェイ・セキュリティ・ソリューションを共同で開発する計画です。
このほか、ネットワークのセキュリティを高め、全社規模でセキュリティ対策を施す際にかかる運用コストの削減を可能とするエンドツーエンドのセキュリティ・ソリューションも提供する計画です。今回の合意は、プロアクティブにネットワーク、アプリケーションおよび事前対策をポリシー管理の一元化を通して提供していくという、トレンドマイクロが提唱する企業向けセキュリティ戦略「トレンドマイクロ・エンタープライズ・プロテクション・ストラテジー (以下Trend Micro EPS)」と、ベストオブブリードの革新的なネットワーク・セキュリティ・ソリューションの目標をサポートするものです。
両社はこれまでにも、トータルパフォーマンス向上のためのプラットフォームの統合やプロアクティブなポリシー管理など、ウイルス発生から終息までに関わる一連の対応:アウトブレークライフサイクルマネージメントにおいて協業してきました。今回の発表は、こうした両社の関係をさらに拡大するものです。
ガートナーでリサーチディレクターを務めるリチャード・スティノン氏は、「現在、企業ネットワークのトレンドは、統合セキュリティー・プラットフォームを用いたアプローチに確実に向かっています。どのプラットフォームがシェアを獲得するかは、ベストオブブリードの技術を求めるユーザのニーズに応えられるかどうかにかかっていると言えます。セキュリティ・ソリューション全体における完璧な統合と共同管理の実現は、ユーザ企業にセキュリティレベルの向上とTCO(総所有コスト)の削減を提供することになると考えます」と語りました。
NetScreenのロバート・トーマス社長兼CEOは、「今回の合意は、NetScreenとトレンドマイクロの今までの関係を強化するものであると同時に、我々が『Trend Micro EPS』を支持していることを明らかにするものです。両社は今後、これまでは接点のない分野だと考えられていたネットワーク・セキュリティ、ウイルス対策、コンテンツ・セキュリティをしっかりと統合していく計画です」と述べています。
トレンドマイクロのスティーブ・チャン社長兼CEOは、「パフォーマンス、セキュリティ機能、TCOに優れたNetScreenのシステムは、トレンドマイクロのウイルス対策/コンテンツセキュリティ技術を強力にサポートしてくれます。両社の協業は、分散企業環境向けゲートウェイで業界をリードするトレンドマイクロのポジションを高め、NetScreenの強みであるエクステンデッド企業向けセキュリティにおける知識と経験をさらに深めることにつながります」と述べています。
協業の内容
両社によるアライアンス製品の第1弾として、企業のリモートサイト、支店、在宅勤務者のセキュリティを守る最新のゲートウェイ向け統合アプライアンスを共同で開発・販売します。キャリアやサービス・プロバイダがこのソリューションを採用すると、顧客側に新たな機器を設置する必要なく、あらゆる規模の企業を対象にした新しいサービスの提供が可能になります。開発するゲートウェイ向け統合アプライアンスは、さまざまな障害復旧機能、ハイパフォーマンス・ファイアウォールと高いVPNスループット、ウイルス対策や侵入防御など将来必要とされるセキュリティ機能に備えた豊富なメモリ容量とCPUキャパシティを特徴とするNetScreen-5GTプラットフォームをベースにします。
ユーザにおいては、統合セキュリティ・ゲートウェイとしてNetScreen-5GTを導入することはもちろん、トレンドマイクロのウイルス対策技術でNetScreen-5GTをアップグレードすることも可能です。(トレンドマイクロのウイルス対策技術は、2003年下半期中にソフトウェアアップグレードとして提供されます。)また、同じく2003年下半期中には、ウイルス対策技術を搭載したNetScreen-5GTをトレンドマイクロブランドで発売します。
今後の予定
NetScreenとトレンドマイクロは現在、ファイアウォール機能、VPN機能、侵入検知・防御機能にウイルス対策技術を統合して、リモート/中央サイト、デスクトップ/サーバ/管理レベルのセキュリティニーズに対応し、エンドツーエンドのセキュリティ・インフラストラクチャを実現するソリューションを計画しています。
また、両社の技術をエンタープライズ環境全体に広く普及させるため、さらなる開発プランを検討しています。
具体的なプラン内容は以下の通りです。
· トレンドマイクロのウイルス対策技術をNetScreenの他のプラットフォームにも統合
· 「Trend Micro EPS」に対するNetScreenのサポートを拡充。「Trend Micro EPS」は、ポリシーの一元管理、セキュリティ機器/サーバ/コンピューティングおよびネットワーキング・プラットフォーム間のインタラクションによってネットワークの脅威への能動的な防御を可能にします。
· トレンドマイクロのコンテンツ・スキャニング・プロトコル(CSP)をサポートする両社の製品を拡充。これにより、NetScreenの機器がトレンドマイクロの機器にトラフィックを転送し、コンテンツ・スキャニングを実施しやすくなります。
· ウイルス対策・スキャニング・パフォーマンスの向上。
NetScreen Technologies について
NetScreen Technologiesは、企業および通信会社が必要とするセキュリティ、パフォーマンス、TCO(Total Cost of Ownership)を提供する統合ネットワーク・セキュリティ・ソリューションのリーディング企業です。VPN、DoS攻撃防御機能、ファイアフォール、侵入検知など、セキュリティの実現に欠かせないテクノロジーを管理が容易なアプライアンスおよびシステムに組み込んだ革新的なソリューションを開発しています。
NetScreenの製品およびソリューションについては、http://www.netscreen.com/ をご覧下さい。
トレンドマイクロ株式会社について
トレンドマイクロは、コンピュータウイルスを検出、駆除および予防するウイルス対策ソフトウェアを主としたセキュリティ対策ソフトウェアの開発、販売及びインターネットセキュリティサービス事業をワールドワイドに展開しています。また、お客様に迅速にサービスをご提供するため、ウイルス解析・サポートセンターである「TrendLabs」(トレンドラボ)を設立し世界中から選び抜かれた250名以上のスタッフで、24時間365日ウイルスの情報収集や調査、解析活動を行っています。
「TrendLabs」の本拠地であるフィリピンのマニラにおいては、ISO9002(品質管理および品質保証のシステム規格)を取得するなど、ウイルスの解析、調査研究だけではなく、その結果開発されたソリューションを、お客様のお手元へお届けするまでを、一貫したサービスとして提供しています。国内においても、業界最大規模のサポート体制を敷き、日々のサービス提供を行っています。
トレンドマイクロの製品およびソリューションについては、http://www.trendmicro.com/ をご覧下さい。
NetScreen 、 NetScreen のロゴ、 NetScreen-5GT は NetScreen Technologies, Inc. の米国およびその他の国における登録商標および商標です。TRENDMICROは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。その他の商標権はそれぞれの企業に帰属します。
このプレスリリースには、まだ実際に起こっていない出来事や状況について将来を予測した声明が含まれています。例えば、「予定である」、「目指す」、「計画である」、「つもりである」、「期待する」、「可能性がある」、「継続する」、「実現する」などの単語や、その他未来形で述べられている声明は、将来を予測した声明です。今後様々なリスクや不確実性によって、実際の結果が本プレスリリースに記載されている予想と大幅に異なる可能性があります。このようなリスクと不確実性としては、セキュリティ製品市場が予測通りに成長するかどうか、もし成長したとすれば NetScreen 製品に対する需要は継続するかどうか、新製品が発売された場合市場に受け入れられるかどうか、製品が予想通りの売上を達成するかなどといった要因があります。

