ニュースリリース - 2008/1/24

業界初、VMwareに正式対応したLinuxサーバ向けウイルス対策ソフト 「ServerProtect(TM) for Linux 3.0」を発表

~一部主要モジュールのソースコードを公開開始、最新のカーネルへ迅速に対応~

 トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704)は、Linuxサーバ向けウイルス対策ソフト「ServerProtect for Linux 3.0」を2008年1月29日(火)から販売開始することをお知らせします。本製品の今後一年間の販売目標は、5億円です。

「ServerProtect for Linux 3.0」の概要

 「ServerProtect for Linux 3.0」は、企業の情報システムにおけるLinuxサーバと、サーバ上で共有されるファイルを、「Webからの脅威」を中心としたインターネット上の脅威から防御します。本バージョンでは、新たにスパイウェア対策の機能を実装したほか、ウイルス対策製品としては初めて(※1)仮想化ソフトウェアであるVMware上での利用をサポートし、企業における仮想化環境の導入を推進します。また、本バージョンから一部の主要モジュールのソースコードの公開を開始します。

※1 商用のLinuxサーバ向けウイルス対策製品において。有償のVMware製品上での利用に限る(2008年1月24日現在)


■「ServerProtect for Linux 3.0」の主な機能強化点
●ウイルス対策製品初、仮想化ソフトウェア VMwareの正式サポート
 Linux用ウイルス対策製品としては業界で初めて、VMwareによる仮想化環境における製品サポートを開始します。VMware環境における動作を保証するとともに、発生した問題に対応することで、企業において急速に普及しているLinuxを用いた仮想化環境へのウイルス対策を実現します。

●カーネルフックモジュールのソースコードを公開、最新のカーネルへ迅速に対応可能に
 最新のカーネルでリアルタイムのウイルス検索を可能にする「カーネルフックモジュール」(KHM)のソースコードを一般公開します。ユーザやパートナーの手によるKHM(※2)の作成が可能になり、トレンドマイクロからのKHM提供を待つことなく(※3)、最新のカーネルに対するウイルス対策を実現します。

※2 トレンドマイクロが提供するKHM以外はサポート対象外となります。
※3 トレンドマイクロでも継続して最新のカーネルに対応するKHM提供は実施します。


●最新のディストリビューションへの対応
 本バージョンより「Red Hat Enterprise Linux5.0」「SuSE Linux Enterprise 10」などの最新のディストリビューションに対応します。
本バージョンで追加されたディストリビューション:
 Red Hat Enterprise Linux5.0、SuSE Linux Enterprise Server 10、
 SuSE Linux Enterprise Desktop 10、MIRACLE LINUX V4.0 (Asianux 2.0)、
 Asianux Server 3

●NECのftサーバ「Express5800/ft」をサポート開始
 日本電気株式会社(NEC)のフォールト・トレラント(ft)サーバ「Express5800/ft」(※4)を、Linux用ウイルス対策ソフトとしては初めてサポート開始します。ハードウェアが二重化されたftサーバと「ServerProtect for Linux 3.0」をあわせて利用することで、高可用性と高信頼性の双方を実現します。

※4 対象はNECの ftサーバ Express5800 / 320Fb-L, 320Fb-LR MIRACLE LINUX対応モデルのみとなります。


■参考価格(消費税別):
 ライセンス価格 : \25,900.-  / 5ライセンス(※5)
 パッケージ価格 : \155,400.- / 1サーバ(※6)

※5 上記価格は参考アカウントによる価格であり、ライセンス数に応じて割引料金が適用されるボリュームディスカウント制となります。表示価格は1年間のサポートサービス料金、および上記の参考ライセンス数あたりの使用許諾料金です。なお、2年目以降も、バージョンアップ、データベースのダウンロード等のサポートサービス継続をご希望の場合は、1年毎に契約の更新が必要です。契約更新料は、更新発注時に提示されている新規標準価格の50%となります。なお、ライセンス対象はソフトウェアをインストールして利用するサーバハードウェアに接続する可能性のあるクライアントハードウェアの台数を数えます。
※6 上記価格は1年間のサポートサービス料金、および上記の参考ライセンス数あたりの使用許諾料金です。なお、2年目以降も、バージョンアップ、データベースのダウンロード等のサポートサービス継続をご希望の場合は、1年毎に契約の更新が必要です。契約更新料は、更新発注時に提示されている新規標準価格の50%となります。なお、ライセンス対象はソフトウェアをインストールして利用するサーバハードウェアの台数を数えます。


なお、製品に関する詳細は下記Webサイトにてご確認いただけます。
http://jp.trendmicro.com/jp/products/enterprise/sp-linux/index.html

本発表に際し、各社・団体から以下のメッセージを頂いております。(50音順)

日本電気株式会社
執行役員 岡田高行

 NECは、「ServerProtect for Linux 3.0」の販売開始を歓迎いたします。企業の情報システムには高い可用性と信頼性、安定性が求められているなか、本バージョンからNECのMIRACLE LINUXベースのフォールト・トレラント・サーバ(Express5800/ftサーバ)のウイルス対策製品として、ウイルス対策製品開発ベンダーでは初めての正式サポートが開始されたことで、お客様がより安心して利用できるシステムの提供が実現できるものと確信しております。
 また、カーネルフックモジュールのオープンソース化も歓迎いたします。ソースコードの公開により、お客様に対して迅速に安全な環境を提供できると考えております。 NECは今後ともトレンドマイクロとの協業を深め、企業のお客様のセキュリティ向上に貢献できるよう努めてまいります。

Linux Foundation
エグゼクティブ・ディレクター Jim Zemlin

 Linux OSの普及・保護・標準化を推進する非営利コンソーシアムであるLinux Foundationは、Linux プラットフォーム向けの新たなウイルス対策製品である「ServerProtect for Linux 3.0」の発表を歓迎いたします。
 これまでのトレンドマイクロによるLinuxをはじめとしたオープンソース・コミュニティへのサポートと貢献をたたえるとともに、今後の更なる活動に期待しています。

※TRENDMICRO、TRENDMICRO SERVERPROTECTはトレンドマイクロ株式会社の登録商標です。また、各社の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。