ニュースリリース - 2008/6/4

仮想化環境に対応した集中管理ソフト 「Trend Micro Control Manager(TM) 5.0 アドバンス」を発表

~WebSAM、JP1、Systemwalkerとリアルタイムに管理情報を連携~

 トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704)は、複数のトレンドマイクロ製品の運用状況やアップデートを集中管理するソフトウェア「Trend Micro Control Manager 5.0 アドバンス」(以下、Control Manager)を2008年6月20日(金)から出荷開始することをお知らせします。本バージョンから、日本電気株式会社(以下、NEC)、株式会社 日立製作所、富士通株式会社、各社の製品との連携を正式にサポートします。さらに、仮想化環境や64ビットOS環境での動作に対応し、幅広いユーザ環境での利用が可能になります。本製品の今後一年間の販売目標は、1億円です。

「Trend Micro Control Manager 5.0 アドバンス」の概要

 Control Managerは、複数のトレンドマイクロ製品の運用を一元的に管理するための集中管理製品です。Webからの脅威をはじめとした昨今の複雑な攻撃に対抗するためには、複数の製品による階層的な対策が必要であり、運用製品が増えることによる管理者の作業工数の増加を防ぐためのソリューションが求められています。Control Managerの管理画面では、トレンドマイクロ製品の運用状況を一覧で確認でき、各製品が通知するログ情報を使用して全ての製品を総合的に分析できます。ひとつの管理画面で運用中の製品をまとめて確認できるので、管理者の作業を最小限に抑え情報の漏れを無くします。さらに、パターンファイルなどのアップデートモジュールの配信を集中的に管理できるので、社内ネットワークに与える負荷を軽減することができます。

 本バージョンでは、他社の運用管理ツール上で、ウイルスバスター コーポレートエディションやInterScan Messaging Security Suiteなど、42種類のトレンドマイクロ製品(※1)の運用状況をリアルタイムに把握できるようになります。これにより、運用管理ツールによる全社システムの一括管理を支援します。下記の運用管理ツールは、各社と動作検証を実施しており製品連携を正式にサポートします。(各社50音順)
・NEC WebSAM System Navigator Ver3.1
・株式会社 日立製作所 統合システム運用管理 JP1 Version 8
・富士通株式会社 Systemwalker Centric Manager V13
今後、連携をサポートする運用管理ツールは順次拡張する予定です。
 さらに、VMwareによる仮想化環境や、64ビット版Microsoft Windows上での動作に対応します。対応プラットフォームの増加により、今まで利用できなかった環境やこれから新たにシステムを構築する環境においてもControl Managerの導入が可能になります。
※1 2008年6月時点で対応する、日本語版製品の各バージョンを含んだ数です。また、「Cisco ASA 5500 Content Security Edition」を含みます。

「Trend Micro Control Manager 5.0 アドバンス」の特徴

■ 製品名称:「Trend Micro Control Manager 5.0 アドバンス」

■ 発売日:2008年6月20日(金)

■ 参考価格:\640,000/1,000クライアント(※2)
※2 ユーザ数に応じて割引料金が適用されるボリュームディスカウント制となります。表示価格は1年間のサポートサービス料金、および1,000ユーザ(ユーザ数はご参考用に設定)あたりの使用許諾料金です。なお、2年目以降も、バージョンアップ、データベースのダウンロード等のサポートサービス継続をご希望の場合は、1年毎に契約の更新が必要です。契約更新料は、更新発注時に提示されている標準価格の50%となります。

■ 主な新機能
●他社運用管理ツールとの連携
Control Managerで管理するトレンドマイクロ製品のアップデート状況やウイルス検出情報を、メールやWindowsイベントログなど7種類の方法で外部に通知できます。中でも、今回新たにSNMP Trap バージョン2とSyslogでの情報通知に対応したことで、外部管理製品とのリアルタイムな連携を可能にします。

●仮想化環境や64ビットOS環境での動作サポート
本バージョンでは以下の環境での動作を新たにサポートします。
・仮想化環境:VMware ESX Server 3.x
・64ビットOS環境:Microsoft Windows Server 2003 Standard/Enterprise Edition(※3)
※3 WOW64(Windows-On-Windows 64)上でのサポートとなります。

●レポートのカスタマイズ機能
対話形式によるレポートのカスタマイズが可能です。必要項目の選択や、グラフの入れ替えなど、従来バージョンの定型式レポートに比べ、必要な情報を網羅した実用的なレポート作成が可能です。

●トレンドマイクロ製品のライセンス管理
管理画面上で、社内で運用しているトレンドマイクロ製品の契約期限を一覧表示できます。また、製品の契約期限を管理するアクティベーションコードの追加や入れ替えなどの操作が可能です。管理者による製品保有状況や契約期限の把握を手助けし、契約期限切れによる製品停止といったリスクを回避できます。

●クライアント情報の詳細管理
Control Managerの管理画面上で、ウイルスバスター コーポレートエディションの運用状況をクライアント毎に一覧で表示します。一覧では、コンピュータ名やパターンファイルバージョンなどの詳細情報を確認できます。複数のサーバでウイルスバスター コーポレートエディションを運用している環境では、全社クライアント情報の確認や比較が容易になります。これにより、Control Managerの管理画面上での、サーバ製品からクライアント製品までの詳細把握を可能にします。

なお、製品に関する詳細は下記Webサイトにてご確認いただけます。
http://jp.trendmicro.com/jp/products/enterprise/tmcm/

本発表に関して、以下のコメントをいただいております。

【NEC 第一システムソフトウェア事業部 事業部長  森 正】
 NECは、「Trend Micro Control Manager 5.0」の販売開始を歓迎いたします。従来よりトレンドマイクロ社には、NECのパートナー制度「InfoCage WORKS」に加盟していただき、「協調型セキュリティ」の実現に向けて協業してまいりました。今回さらに、WebSAMとの連携によって、システムとセキュリティ両方の情報を一元管理できるようになり、両社で共同開発した連携ナレッジによる対処方法のナビゲートや、Control Managerサーバの稼動監視による可用性向上、テンプレートによる連携設定の簡易化などにより、管理者の負荷軽減を実現します。トレンドマイクロ社においては、この度の連携を機に「WebSAM WORKS」にも加盟していただき、両社の協業関係をより強化することで、お客様価値向上に貢献いたします。
[WebSAMとは]
WebSAMは、コンプライアンス対応や仮想化技術の浸透などにより一層複雑化するITシステムの運用管理を、企業システム全体視点で統制することにより、管理の効率化とサービスレベル向上を実現する「全体統制型システム運用管理」です。導入が容易なオールインワン製品からマルチベンダ環境の統合管理製品まで、様々なユーザニーズに柔軟に対応しています。

【株式会社 日立製作所 ソフトウェア事業部 システム管理ソフトウェア本部長  松田 芳樹】
 日立製作所は、今回のトレンドマイクロ株式会社の「Trend Micro Control Manager 5.0」の販売開始を歓迎します。日立は今回の製品発表に合わせ、Control Managerと日立の統合システム運用管理「JP1」との連携を検証し、JP1連携製品として認定しました。両製品の連携により、ウイルスやスパイウェアなどのセキュリティ脅威に対する監視がJP1の統合監視コンソール上から実現可能となることで、システム管理者の負担軽減に寄与できるものと期待しています。日立は、今後もトレンドマイクロとのセキュリティ管理分野における連携を強化し、企業システムのセキュリティ向上と運用負荷軽減に努めていきます。
[JP1とは]
JP1とは、システムの自動化や稼働性能監視、資産の管理やセキュリティ管理等を行う統合システム運用管理ソフトウェアです。ジョブ管理、ネットワーク管理など各運用管理機能ごとのポイントソリューションから、システム全体の統合管理を行なうトータルソリューションまで、導入のしやすさと拡張性に優れています。

【富士通株式会社 システムマネジメント・ミドルウェア事業部 事業部長  新田 将人】
 富士通株式会社はトレンドマイクロ社の新製品「Trend Micro Control Manager 5.0」の販売開始を歓迎いたします。富士通の統合運用管理ソフトウェア「Systemwalker(システムウォーカー)」は、Control Managerとの連携により、セキュリティイベントを一元的に管理できるようになり、システムとセキュリティの一括管理を実現します。なお、セキュリティイベントを把握し易くする連携機能の実装により、Control ManagerはSystemwalker Enabled(システムウォーカーイネーブルド)Advancedに認定されました。富士通は、今後もトレンドマイクロ社との協業を深め、お客様のセキュリティ向上に貢献してまいります。
[Systemwalkerとは]
Systemwalkerは「PSM(Policy-based Systems Management)」コンセプトに基づき、企業の経営戦略に沿ったシステムの運用を実現する富士通の統合運用管理ソフトウェアです。富士通株式会社が定めた基準でSystemwalkerとの連携を相互に検証し、動作確認した製品に対して、富士通株式会社が認定する制度「Systemwalker Enabled」があります。Systemwalker Enabledには2段階の認定レベルがあり、AdvancedレベルはSystemwalkerと連携するインターフェースを個別に提供して、高度な連携を実現するものです。

※TRENDMICRO、Trend Micro Control Manager、InterScan Messaging Security Suite、および、ウイルスバスターはトレンドマイクロ株式会社の登録商標です。 また、各社の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

クイックリンク