ニュースリリース - 2008/7/1
米国に「TrendLabs USA」を設立
~フィリピンのTrendLabsと連携し、不測の事態が発生した場合にも安定したサービスを提供~
トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704)は、米国カリフォルニア州レイクフォレストに「TrendLabs USA」を設立し、本日2008年7月1日(火)より本格稼動することをお知らせします。
「TrendLabs USA」は、本日からフィリピンの「TrendLabs」と連携してパターンファイルの提供を開始します。今後1年以内にすべてのサービス(※1)を双方の拠点から提供し、急激な変化を続ける脅威へ迅速に対応するとともに、地震などの大規模災害や鳥インフルエンザの大流行など不測の事態が発生した際の事業継続性を強化します。
「TrendLabs USA」設立の背景
インターネット利用者の脅威である不正プログラムによる攻撃は、大規模感染を狙った愉快犯型から、金銭や情報などの不正取得へ目的を変え、対象を特定の地域や企業・団体に絞った小規模標的型に変化しています。また、Webサイトと不正プログラムが連携し、短期間に多重感染を誘発する「Webからの脅威」が急増しています。
トレンドマイクロでは、フィリピン・マニラの「TrendLabs」をウイルス解析・サポートセンターの本部として、脅威に対抗するサービス提供の中核としています。2007年5月には日本地域に密着した「リージョナルトレンドラボ」が東京で本格稼動したほか、中国、米国、ドイツなど計9カ国10拠点(※2)において約1,000名のエンジニアが24時間365日体制でウイルスの動向を常時監視・解析し、各地域を標的とした攻撃に対応しています。
このたび本格稼動する「TrendLabs USA」は、フィリピンの「TrendLabs」と連携し、冗長性の高いサービス提供を実現します。第一段階として本日より、アジアの夜時間において「TrendLabs USA」からウイルス検出・駆除パターンファイル、スパイウェア対策パターンファイルの作成と配信を実施します。第二段階として、今後1年以内に「Webからの脅威」に対抗するWebレピュテーション技術を含む、すべてのサービス(※1)を双方の拠点から提供します。なお、サービス提供に関連するデータのすべては双方の拠点で同期されており、「TrendLabs USA」においても「TrendLabs」と同等の品質保証体制を維持します。
また、これまでは台湾の開発拠点がバックアップサイトの機能を有していましたが、大震災や鳥インフルエンザの流行など不測の事態の発生を考慮し、地理的に離れた拠点である「TrendLabs USA」において単独でサービスの提供を可能とすることで、安定したサービスの提供を実現します。
※1 2008年7月1日時点においてフィリピンの「TrendLabs」から提供しているサービスを指します。
※2 日本、台湾、中国、フィリピン、米国(カリフォルニア及びニュージャージー)、メキシコ、フランス、ドイツ、アイルランド
