ニュースリリース - 2008/8/20

企業内の潜在的な脅威を可視化し、未知の不正プログラムを自動処理 「Trend Micro Threat Management Solution(TM)」を発表

~セキュリティベンダー分析や対策の強化を提案~

 トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704)は、「リージョナルトレンドラボ」との連動による、潜在的な脅威の可視化と対策のためのソリューション「Trend Micro Threat Management Solution」を発表します。本ソリューションは、2008年9月1日(月)発売の「Trend Micro Threat Discovery Suite」、2008年11月初旬発売予定の「Trend Micro Threat Mitigation Suite」の2つのスイートサービスで構成されます。ネットワークの常時監視で、疑わしい挙動をとらえ、その中から潜在的な脅威を可視化します。さらに、各コンピュータで記録するプログラムの動作を追跡調査することで、パターンファイル対応前の新種の不正プログラムを検出して削除できます。監視状況や処理結果は、リージョナルトレンドラボのエンジニアがレポートで報告します。本ソリューションの今後一年間の販売目標は2億円です。

 企業におけるウイルス対策製品の導入率は、91.9%(※1)との調査結果が出ています。しかしながら、不正プログラム感染の報告が後を絶ちません。
 企業数社において、リージョナルトレンドラボが実施した検証によれば、潜在的な不正プログラムによると思われる活動が、既知の不正プログラムの活動の約3.2倍確認できました。その理由としては、亜種が多く発見されるボット型ウイルスへの対策の難しさや、クライアントの台数が多い企業での管理の難しさが挙げられます。現在の脅威の傾向を踏まえた上で企業ネットワークを安全に保つためには、外部からの脅威対策に加え、社内に潜在している脅威への対策が不可欠です。さらに、感染原因を探り問題点を明らかにすることが、今後の対策につなげるために必要です。
※1 トレンドマイクロが2007年9月に1,285社を対象に実施した調査結果。

「Trend Micro Threat Management Solution」の概要

 「Trend Micro Threat Management Solution」は、企業ネットワーク内の脅威を可視化するとともに、潜在的な不正プログラムの検知とシステムの復旧、感染原因の分析を提供する新たな対策ソリューションです。本ソリューションでは、専用装置やソフトウェアをお客様の環境に設置し、ログを収集することで、リージョナルトレンドラボの解析技術とノウハウに基づく分析結果をお客様に提供します。さらに、緊急度の高い脅威に関しては、自動復旧が可能です。本ソリューションは、既存の環境や製品に依存しないで導入できるため、トレンドマイクロ製品を利用していない環境でも未知の不正プログラム対策が可能です(※2)。
※2 既知の不正プログラムに対応するには、パターンマッチング方式のセキュリティ製品との併用が必要です。なお、未知の不正プログラムの中には検出できないものもあります。

Trend Micro Threat Management Solutionを構成する2つのスイートサービス
図:Trend Micro Threat Management Solutionを構成する2つのスイートサービス

「Trend Micro Threat Discovery Suite」 (2008年9月1日 提供開始)
~疑わしい挙動の分析による不正プログラムの特定、レポート提供~

「Trend Micro Threat Discovery Suite」では、以下の製品とサービスを提供します。

■検知用アプライアンス「Trend Micro Threat Discovery Appliance」
●主な特長:
・ネットワークの監視で疑わしい挙動を検知して、リージョナルトレンドラボにログを送信します。
・設置はスイッチ製品のミラーポートを利用しますので、既存の環境に影響を与えません。
・処置サーバ用ソフトウェア「Trend Micro Threat Mitigator」へ脅威の原因解析を指示します。
●標準価格(消費税別):\4,800,000/1台(※3)
※3 表示価格はアプライアンス1台を導入される場合の使用許諾料金です。費用には、4年間のハードウェア保守費用を含みます。

■分析、レポートサービス「Trend Micro Threat Management Services」
●主な特長:
・本ソリューション専用の分析システムと、Webレピュテーション技術・E-mailレピュテーション技術が連携しながら、検知ログを相関分析します。
・分析結果はリージョナルトレンドラボが詳細に精査し、お客様にレポートを提供します。
・日次レポートでは、検出した脅威に対処の優先度をつけて報告します。
・月次レポートでは、発生の推移や傾向に分析コメントをつけて報告します。
●参考価格(消費税別):\3,858,000/501~1,000ユーザ(※4)
※4 表示価格は501~1,000ユーザ(ユーザ数はご参考用に設定)の企業・団体向けの1年間のサービス料金です。なお、2年目以降もサービス継続をご希望の場合は、1年毎に契約の更新が必要です。契約更新料は、更新発注時に提示されている標準価格100%の価格となります。
※Trend Micro Threat Discovery Suiteは、Trend Micro Threat Discovery ApplianceとTrend Micro Threat Management Service両方の購入が必須になります。

「Trend Micro Threat Mitigation Suite」 (2008年11月初旬 提供予定)
~感染活動の追跡調査による原因分析と復旧処理~

「Trend Micro Threat Mitigation Suite」では、以下の製品を提供します。

■処置サーバ用ソフトウェア「Trend Micro Threat Mitigator」
●主な特長:
・クライアントソフトウェア「Trend Micro Threat Management Agent」に感染したクライアントの復旧手順を指示します。
・不正プログラムの処理結果を、リージョナルトレンドラボへ通知します。
●標準価格:2008年11月発表予定

■クライアントソフトウェア「Trend Micro Threat Management Agent」
●主な特長:
・クライアント上で動作するプログラムの活動履歴や通信履歴を記録します。
・「Trend Micro Threat Mitigator」からの指示を受け、記録した活動履歴や通信履歴を追跡調査し、不正プログラムおよび、不正プログラムに関連するプロセス、システム改変を見つけ出します。
・不正プログラムの削除および、システム改変の復旧を自動または手動で実施します。
●標準価格:2008年11月発表予定

なお、ソリューションに関する詳細は下記Webサイトにてご確認いただけます。 http://jp.trendmicro.com/jp/campaigns/tms/

<参考:「Trend Micro Threat Management Solution」概要図>
「Trend Micro Threat Management Solution」概要図

※TRENDMICRO、およびTrend Labsは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。また、各社の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。