どんな機能が有効?

ソリューションのカテゴリー/03_どんな機能が有効?

感染の元となる危険なWebサイトとは

「Webからの脅威」で利用される不正サイトの多くは、短期間にそのURLやIPアドレスなどを頻繁に変えるものが多く、平均7時間以内に登録を変えるという調査もあるほど安定的なサイト運営が継続されていないものがほとんどです。そうした頻繁にURLを変える不正サイトをブロックするためには、URLフィルタリングは、コンテンツカテゴリのみで見ているため、移動を繰り返す不正サイトを追跡することは難しいでしょう。では何か危険なサイトを特定する手段はないのでしょうか?

不正なWebサイトは頻繁に場所を変えるの図

不正Webサイトを見破る新しい技術 ~Web評価(レピュテー

トレンドマイクロでは、この不正サイトの挙動が不審な点に注目し、サイトの挙動(サイトを頻繁に変える等)を定期的にモニタリングすることで、そのサイトの信頼度を測る「Webレピュテーション技術」を開発、URLフィルタリングだけでは追跡できない不正サイトの判定を行います。

Webレピュテーションサービスのしくみの図

Web評価(レピュテーション)では、インターネット上にあるサイトが安定的に稼動しているか、不正な活動に利用されていないか、など複数の観点から信頼性と安定性の評価を行い、その評価をトレンドマイクロが保持する評価サーバに登録します。ユーザがWebサイトへのHTTP接続をリクエストする場合、まずはトレンドマイクロのこの評価サーバに、アクセスしようとしているWebサイトが安心できるサイトかどうか、評価値を問い合わせます。評価サーバから返ってきた評価値が危険なものと判定されるレベルのものであれば、ユーザのHTTP接続はブロックされます。逆に評価値がそれほど危険ではないレベルとされた場合には、そのままアクセスを許可されます。
「Webレピュテーションサービス」とトレンドマイクロの各製品とを組み合わせることで、よりセキュアなWebアクセスが実現可能になります。

Web評価(レピュテーション)では、ユーザが能動的に接続リクエストをしてきたもの以外に不正プログラム自身が勝手に行うHTTP通信のリクエストに対しても有効です。

Web評価(レピュテーション)が防ぐもの

URLフィルタリングとWeb評価(レピュテーション)の違いは、以下の図のように説明できると思います。URLフィルタリングでは、コンテンツのカテゴリ分類評価を目的とするため、業務に不要なWebサイト or 業務に必要なWebサイト、などコンテンツの中身をみて判断します。
Web評価(レピュテーション)での判断対象は、危険なWebサイト or 安全なWebサイト、になります。フィッシングやウイルス感染サイトは、危険なサイトであり、危険なサイトにリンクされているサイトも不審なサイトとして、Web評価(レピュテーション)では判定される可能性が高くなります。

Web評価(レピュテーション)が防ぐもの

URLフィルタリングとWeb評価(レピュテーション)の違い

  URLフィルタリング Webレピュテーション
チェックポイント

  • 既知のURLが所属するサイトのコンテンツ「カテゴリ」を判断
    カテゴリ例) アダルト、フィッシング、掲示板、等
  • ユーザは、カテゴリごとに従ってアクセスするかどうかを細かく設定可能
  • あくまでも「カテゴリ」属性によるアクセス制御であり、セキュリティ上の危険性の判断ではない

  • サイトが信頼できるものかどうか多面的に評価し、アクセスしてよいか判断
  • Webレピュテーションでは以下のようなサイト情報を収集し、総合的に評価を行う
(1)サイトのドメイン評価

  • サイトの安定性(頻繁に移動してないか)
  • 登録日(新しいサイトは要ウォッチリストに追加)
  • 特定のネームサーバが多くのドメインで使用されているか
  • スパム配信用に利用されてないか
(2)サイトのカテゴリ情報

  • 不正プログラムが埋め込まれてないか
  • フィッシングサイトでないか

 
機能 不適切なコンテンツへのアクセスを制御
 例)掲示板やアダルトコンテンツなど
セキュリティ面から見てリスクの高いサイトへのアクセスを事前にブロック、感染や情報漏えいのリスクを権限する

URLフィルタリングではコンテンツのカテゴリ分類とサイトのURLフルパスによってアクセスできるサイトを制限します。そのため、追跡の手を逃れるために頻繁にドメインなどを移す悪質なサイトをブロックすることは非常に難しいと言えるでしょう。

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