品川区役所

担当ごとの要求にホワイトリストできめ細かく対応。専任でない情報担当でも扱える操作性に満足

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導入背景

窓口業務のある区役所には必須
小中学校への導入が庁内LANの参考に――

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東京都南東部に位置し23区の一角をなす品川区は、人口約32万 5,000人、商工業の盛んな日本の中心地のひとつである。その行政を一手に担うのが品川区役所だ。安定した財政基盤を背景に、中小企業支援、街づくり、教育改革など、さまざまな分野において先進的な施策を展開。その取り組みは、庁内のインターネット接続環境にも表れている。

同区役所が庁内LANを大規模に導入し、インターネットにも接続できる環境を整えたのは平成13(2001)年7月。当初よりインターネット接続のポリシーを策定し、Webコンテンツフィルタリングを実施している。

当時の状況について、企画部の田中実参事は次のように語る。「実は品川区で最初に大規模なインターネット接続環境を導入したのは小中学校のパソコン教室でした。平成9(1997)年から10(1998)年にかけて、区内58の小中学校にパソコン教室を整備し、インターネットを活用した調べ学習などを開始。そして、子どもたちが健全にインターネットを利用するためには、Webコンテンツフィルタリングという対策が必須だったのです」

そのときの経験を活かし、庁内LANの導入にあたっても最初からWebコンテンツフィルタリングを実施することになったと田中氏は説明する。「業務に無関係なWebサイトの閲覧で業務の生産性が低下するのも困りますが、それ以上にそもそも行政サービスを提供する立場として好ましいことではありません。また、窓口の向こうで仕事をしている姿は訪れた区民の皆様の目にも入りますから、やはり注意が必要でしょう」

 

導入決定のポイント

日本語インタフェースだから安心
充実したサポートページも評価

平成13(2001)年7月には400台だったパソコンも、12月には600台、現在では2100台と、次第に数を増やしている。そして、元々は別のURLフィルタリング製品を使用していた同区役所だが、ライセンスの増加に伴ってトレンドマイクロのInterScan WebManagerの導入を決定した。

企画部情報システム課情報化推進担当の鵜川篤之主査は、価格や機能面のほかに次のような点を評価のポイントとして挙げている。「それまでの製品のインタフェースが英語であったのに対し、 InterScan WebManagerは日本語で使いやすいということ。それとサポートが充実しているのも安心要素ですね」

同区役所では現在、基本的には品川区、東京都、国の行政機関、そしてトレンドマイクロ以外のWebサイトには接続できない。これ以外の一般的なWebサイトを幅広く利用する場合には、申請を行った上で接続の設定を変更する。この際、InterScan WebManagerによるフィルタリングを介して接続することになり、業務に不要なWebサイトへのアクセスが規制される。現状では約1100台のクライアントPCがInterScan WebManagerを利用していることになるが、申請を行えば情報収集のために多くのサイトを閲覧できる。

運用状況

日本語サイトに対するデータベースの精度を評価
ウイルス対策や抑止効果も期待できる

InterScan WebManager導入後の運用状況について、情報化推進担当の古巻祐介氏は次のように語る。「前の製品から乗り換えた直後は、これまで閲覧できた Webサイトに接続できなくなったという不満の声も若干ありましたが、これは逆に日本語サイトに対するデータベースの精度が上がったということでしょう。接続が必要なWebサイトに対してはホワイトリストで対応できますから、精度の向上は歓迎できることです」と、日本国内でチェックが行われているデータベースに対し、高い評価を与えている。

また、ウイルス対策にも効果があることを古巻氏は評価する。「最近はWeb経由ウイルスも多くなってきています。その対策として InterScan VirusWallやウイルスバスターなどのウイルス対策ソフトウェアを使っていますが、そこでWeb経由のウイルスが引っかかれば、ログを分析してその情報をURLフィルタリングに反映しています。アダルトサイトやギャンブルサイトへの規制と合わせ、ウイルスに対しても一定の予防効果が期待できますね」

さらに、精度の高いデータベースに加え、InterScan WebManagerの存在自体による抑止効果もあると鵜川氏。「アダルトやギャンブル、ゲームなどは基本的に規制していますが、それ以外はとくに強い規制をしているわけではありません。それでも、インターネット接続のための申請とInterScan WebManagerの存在が抑止力となり、さらに職員自身の良識も加わることで、適正な環境が維持できています」

品川区役所 ネットワークの概略

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将来展望

個人情報保護などの時勢にも適切な対処が必要
傾向把握のためにログ分析も視野に

URLコンテンツフィルタリングという先進的な取り組みをしている品川区役所だが、今後はさらに活用を深めたいという。「これまではウイルスが見つかったときなどに単発で利用するくらいで、それほどログを活用してきませんでした。定期的に分析することで全体的な傾向を把握するなど、今後はログも有効活用したいですね」と古巻氏。InterScan WebManagerに標準で備えられたログ分析ツール「LogLyzer(ログライザー)」を積極的に活用しようと、前向きな姿勢を見せている。

また、「同じ23区内での情報交換などを通じて、情報漏洩やセキュリティ、個人情報保護が強く求められる現在の状況に適切に対処していきます」(田中氏)と、これからの行政サービスのあり方にも強い意欲を見せている。

注目!こんな活用をしています

担当ごとの要求にホワイトリストできめ細かく対応
本来は事務職、専任でない情報担当でも扱える操作性に満足

品川区役所の情報化推進担当が一般企業のシステム担当者と大きく異なる点は、専任のエンジニアではないということだ。元々は普通の事務職であり、異動があれば区民と直接接する窓口の担当になることもあるという。このことについて古巻氏は「スキルの蓄積が非常に難しく、あまり複雑なシステムやソフトウェアでは把握しきれないという問題があります。その点、 InterScan WebManagerはインタフェースも非常に易しく、我々にも使いやすいものとなっています。職員からのリクエストに応じてホワイトリストで対応するというような仕様も、とくに問題なく行えています」と語る。

実際、ホワイトリストが必要になるケースは結構あるという。「ギャンブルを規制してしまうと、23区の競馬組合を担当している職員が競馬関連のサイトを見られなくなってしまいますし、懸賞を規制してしまうと、建設関連の価格情報のサイトが見られなくなってしまうこともあります。こうした要求に対してひとつひとつきめ細かく対応することができるのも、InterScan WebManagerの使いやすさに起因していると思います」(鵜川氏)

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インターネットの導入によって品川区役所では、かつては個々人が新聞の切り抜きをスクラップしていたような情報がリアルタイムに検索あるいは収集できるようになるなど、確かな効果が表れている。そして、ますますIT化が進む中、各段に高度なスキルを持たない情報担当職員でも扱える製品として、 InterScan WebManagerはたいへん重宝されている。

品川区役所の導入製品詳細

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柔軟かつ効率的なWebアクセス管理/ コントロール

掲示板やWebメール経由での個人情報や社内機密文書等の情報漏洩対策を行えます。

 

導入企業プロフィール

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商号

品川区役所

 

所在地

〒140-8715 東京都品川区広町2-1-36

職員数

3,110人

事業所数

本庁舎1、地域センター13、その他各施設

URL

http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/

 

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