長期休暇中のウイルス対策

お正月、ゴールデンウィーク、夏休みなどの長期休暇中の対策について状況別にまとめました。ウイルスの発生に“休暇”はありません。休暇中に大規模感染ウイルスが発生することも十分考えられます。そんなときにあわてないように、また手遅れにならないように、休暇前にご一読ください。

敵(ウイルス)を知ろう

残念なことに最近のウイルスは“危なそうなメールは開かない”、“ウイルス対策ソフトが入っているから何にもしなくて大丈夫”、“ルータやファイアウォールが防いでくれる”などの従来の常識が通用しなくなっています。

感染経路もメールだけではありません。セキュリティホールを利用してインターネットにつないだだけで感染するウイルスや、ファイル交換ソフト、チャットシステム、MP3プレーヤーなど、感染経路も多様化しています。

休暇中には、インターネットでいろいろな情報を入手したり、ブログを更新したり、知り合いと連絡を取ったりなど、インターネットの利用が広がります。また、仕事を自宅で一気に片付けてしまおうという方もいらっしゃるでしょう。

そんなときにウイルスに感染してしまったら、せっかくの休暇を復旧で台無しにしてしまったり、仕事上の機密ファイルを流出してしまったりなど、大変なことになりかねません。
楽しい休暇。その前にウイルス対策、セキュリティ対策を見直してみましょう。

 

休暇前にやっておくべきこと

システム管理者
Check 1:各種サーバへのセキュリティホールを確認し、対応の修正プログラムを適用してセキュリティホールをふさいでください。
ウイルス対策基礎知識や、セキュリティ強化のための Windows設定方法などもご覧ください。
 
Check 2:お使いのウイルス対策製品について、製品バージョン/検索エンジン/パターンファイルが最新のものであるか確認してください。
製品バージョン確認方法
 
Check 3:パターン更新スケジュールをできるだけ短い間隔に設定し、不在時の不慮の新ウイルス発生に備えてください。
予約アップデート等の設定方法は各製品のマニュアルをご参照ください。

 
Check 4:ファイルサーバやグループウェアサーバなど、重要な情報が保存されているコンピュータについて、ウイルス検索を行ってください。

 
Check 5:重要なデータやサーバはバックアップを取ってください。

 
Check 6:不必要なサービスは停止し、使用しないコンピュータは電源を落としてください。

 
Check 7:自宅用メールアドレスや携帯電話用メールアドレスへのウイルス情報連絡サービスなどに申し込み、社外からでも最新の情報を入手できるようにしてください。
トレンドマイクロ モバイルサービス
トレンドマイクロ メール配信サービス
マイクロソフト プロダクト セキュリティ警告サービス 日本語版などのニュースレターに申込み、緊急時の情報入手をできるようにしていただくこともお勧めいたします。
 
Check 8:大規模に感染を拡大する恐れのある脅威の大きなウイルスが発生した場合、どのような体制で対応するかを、あらかじめ緊急連絡網・情報システム担当決裁者・対応事項などをマニュアル化し、担当者で情報共有することをおすすめします。
また、最新ウイルスや脆弱性情報を定期的にチェックする担当は予め決めておき、情報収集が継続されている体制を構築しておくこともお勧めいたします。
・緊急連絡網
・情報システム担当決裁者
・対応事項  など
クライアントコンピュータ利用者
Check 1:お使いのOSやアプリケーションのセキュリティホールへの対策がされているかどうかを確認してください。
Internet Explorerのセキュリティホールをふさぐ
Windows Updateを使う
 
Check 2:コンピュータのウイルス検索を行ってください。
ウイルスバスターオンラインスキャン
(無料サービスですが、検出したウイルスの削除・駆除はできません)
 
Check 3:万一に備え、重要なデータはバックアップを取っておいてください。
 
Check 4:休暇中はコンピュータの電源を切っておいてください。

休暇中に大規模感染ウイルスが発生した場合

システム管理者

 
Check 1:トレンドマイクロのセキュリティ情報トレンドマイクロ モバイルサービスを参照し、ウイルスの詳細情報を入手してください。

 
Check 2:大規模に感染するおそれのあるウイルス発生時は、情報システム担当の責任者や役員の判断を仰ぎ、場合によっては出社し、ウイルスの侵入・感染経路の確認、現状確認や被害の有無、必要に応じて一時的な侵入・感染経路の遮断などを確認してください。
必要であれば、ネットワークケーブルを抜く、状況が特にひどい場合はフロアごと遮断します。

 
Check 3:ウイルス対策製品の検索エンジンや、パターンファイルを最新のものに更新し、ウイルス対策ベンダーなどが出している情報に沿って対応を行ってください。
トレンドマイクロ製品の体験版をダウンロードし、お使いいただくこともできます。

 
 

休暇明けにやるべきこと

システム管理者

Check 1:(必要があれば)休み明け前に出社し、製品/検索エンジン/パターンが最新のものであるか確認してください。

 
Check 2:(必要であれば)休み明け前に出社し、ウイルスログなどを確認し正常に駆除されたか確認してください。確認方法は各製品のマニュアルをご参照ください。

 
Check 3:(必要があれば)休み明け前に出社し、トレンドマイクロのWebサイトなどで、新種ウイルス発生の有無を確認してください。
トレンドマイクロ セキュリティ情報
 
Check 4:休み明けは少し早めに出社し、製品バージョン/検索エンジン/パターンが最新のものであるか確認してください。

 
Check 5:ウイルスが発生した場合には、社内利用者が出社直後、マシンを立ち上げる前に注意事項を読むことができるよう、事前に社内向けに対処方法などを準備し配布しておくことをおすすめします。

 クライアントコンピュータ利用者
Check 1:自分のコンピュータを起動する前に情報システム管理者からの指示があればそれに従ってください。

 
Check 2:休み明け初出社時には、念のためコンピュータのウイルス検索を行ってください。

 
Check 3:メールチェックの際、添付ファイルの取り扱いには十分注意してください。

 
Check 4:休暇中に自宅で作業したデータなどを自分のコンピュータに取り込む際には、ウイルスチェックを行ってください。
 
**モバイルPCなどを会社のネットワークにつなぐ場合**

万が一あなたのPCがウイルス感染していると、会社内の他のマシンに感染を広めてしまう可能性があります。新しく発生したウイルスは新しいパターンや検索エンジンにアップデートされていないと検出ができないことがあります。
ご自分のウイルス対策製品が最新の状態になっているか確かめ、さらに一度はすべての検索を行いましょう。

最新パターンファイル
最新検索エンジン
製品の最新状況を確認する方法

また、システム管理者からの指示があれば、自己判断でネットワークにつながないようにしましょう。 

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