ウイルス感染被害レポート - 2004年9月度
トレンドマイクロ、ウイルス感染被害マンスリーレポート【2004年9月度】
トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:スティーブ・チャン 東証一部:4704、NASDAQ:TMIC 以下 トレンドマイクロ)は、2004年9月度のコンピュータウイルス感染被害報告件数マンスリーレポート(日本国内)をお知らせいたします。
ウイルス感染被害マンスリーレポート 2004年9月度
| 順位 | ウイルス名 (通称) | ウイルス種類 | 被害件数 | 先月被害 件数 | 先月 順位 | 先月 順位比 |
| 【1位】 | TROJ_AGENT※(1) (エージェント) | トロイの木馬型 | 288件 | 286件 | 【2位】 | ↑ |
| 【2位】 | WORM_NETSKY※(1) (ネットスカイ) | ワーム型 | 254件 | 300件 | 【1位】 | ↓ |
| 【3位】 | TROJ_ISTBAR.W (イストバー) | トロイの木馬型 | 181件 | 66件 | 【6位】 | ↑ |
| 【4位】 | JAVA_BYTEVER.A※(2) (バイトバー) | その他 | 119件 | 259件 | 【3位】 | ↓ |
| 【5位】 | TROJ_PORNDIAL.BP (ポーンダイヤル) | トロイの木馬型 | 84件 | 18件 | 【圏外】 | ↑ |
| 【6位】 | TROJ_DYFUCA.M※(1) (ディフカ) | トロイの木馬型 | 68件 | 42件 | 【10位】 | ↑ |
| 【7位】 | ADW_CNSMIN.A (シーエヌエスミン) | アドウェア | 51件 | 0件 | 【圏外】 | ↑ |
| 【8位】 | TROJ_STARTPAG.AG (スタートページ) | トロイの木馬型 | 32件 | 0件 | 【圏外】 | ↑ |
| 【9位】 | DIAL_KTUDIALER.A (ケーティーユーダイヤラー) | ダイヤラ | 27件 | 21件 | 【圏外】 | ↑ |
| 【10位】 | TROJ_VB.JL (ブイビー) | トロイの木馬型 | 22件 | 0件 | 【圏外】 | ↑ |
※このランキングは、2004年9月1日から9月30日までに、日本のトレンドマイクロのサポートセンターに寄せられたウイルス被害件数をもとにランク付けを行ったものです。本数値は、2004年10月4日現在の情報に基づき作成されたものです。今後、サポート調査により、件数に変更が生じる可能性があります。
※ 被害件数はウイルス発見のみの数字も含みます。
※(※1)印のウイルスに関しては亜種をまとめてカウントした件数となります。
※(※2)印の「JAVA_BYTEVER.A」に関しては、パターンファイル番号546から「JAVA_BYTVERIFY.A」の検出名で対応いたしておりましたが、パターンファイル番号731から「JAVA_BYTEVER.A」に改称いたしましたので、双方の数を集計したものになります。
9月のウイルス傾向 「TrendLabs Japan」ウイルス解析担当者コメント
今月のウイルス感染被害の総報告数は、4567件と先月(5157件)から更に減少しています。感染拡大するような新種ワームも登場しておらず、相変わらずWebでダウンロードされるトロイの木馬型の被害が目立ちます。トレンドマイクロの調査では全世界で「SDBOT」「RBOT」「AGOBOT」などの「~BOT」に類するプログラムが一ヶ月で400種以上も発見されました。あまりに亜種が多すぎる上、個々の被害も少ないため、ランキング内には入りませんでしたがこれらの不正プログラムの亜種作成が流行しているようです。
マイクロソフトより9月15日に「JPEG処理の脆弱性」(MS04-028)に対する修正プログラムが公開されました。この修正プログラムを適用していないコンピュータ上でこの脆弱性を攻撃するコードを含んだJPEGファイルをオープンすると、画像ファイルの中に含まれた不正コードが実行されてしまう危険性があります。今のところこの脆弱性を悪用するウイルスの大規模感染は発生しておりませんが、すでにこの脆弱性を攻撃するJPEGの作成ツールがインターネット上で配布されており、悪用したウイルスの登場も時間の問題と考えられます。新たなウイルスが登場した場合、脆弱性を修正していないコンピュータが狙われていくことが予想されます。このような重要な脆弱性が報告された際は、ウイルス対策ソフトが入っているだけで安心せず、なるべく早い時期に必ず修正プログラムを適用するようにして下さい。
新種ウイルス情報
■「TROJ_UPCHAN.A」(アプチャン)
これは一般的に「トロイの木馬」と呼ばれる不正プログラムの一種です。システムに常駐し、デスクトップのスクリーンショットを取得して外部に送信する「情報漏洩型ハッキングツール」としての機能を持ちます。この際、コンピュータの「使用者」と「組織」などの情報も漏洩します。悪意のユーザが各種アップローダ上でこの不正プログラムを公開しているケースが多く確認されています。ご注意ください。
・「TROJ_UPCHAN.A」 詳細情報:
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=TROJ_UPCHAN.A
● トレンドマイクロウイルス情報はこちら
http://jp.trendmicro.com/jp/threat/index.html
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