ウイルス感染被害レポート - 2004年7月度

トレンドマイクロ、ウイルス感染被害マンスリーレポート【2004年7月度】

トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:スティーブ・チャン 東証一部:4704、NASDAQ:TMIC 以下 トレンドマイクロ)は、2004年7月度のコンピュータウイルス感染被害報告件数マンスリーレポート(日本国内)をお知らせいたします。

ウイルス感染被害マンスリーレポート 2004年7月度

順位ウイルス名
(通称)
ウイルス種類被害件数先月被害
件数
先月
順位
先月
順位比
【1位】TROJ_AGENT※(1)
(エージェント)
トロイの木馬型480件857件【1位】
【2位】WORM_NETSKY※(1)
(ネットスカイ)
ワーム型347件547件【2位】
【3位】JAVA_BYTEVER.A※(2)
(バイトバー)
その他277件498件【3位】
【4位】TROJ_CRYPT.A
(クリプト)
トロイの木馬型144件――aicnew7
【5位】TROJ_DLOADER※(1)
(ディーローダー)
トロイの木馬型120件――aicnew7
【6位】TROJ_REVOP※(1)
(リボップ)
トロイの木馬型106件271件【4位】
【7位】JS_STARTPAG.AD
(スタートページ)
JavaScript型98件――aicnew7
【8位】DIAL_KTUDIALER.A
(ケーティーユーダイヤラー)
ダイヤラ66件231件【5位】
【9位】TROJ_PORNDIAL.BP
(ポーンダイヤル)
トロイの木馬型58件91件【9位】
【10位】TROJ_DYFUCA.M
(ディフカ)
トロイの木馬型56件44件【圏外】

※ このランキングは、2004年7月1日から7月31日までに、日本のトレンドマイクロのサポートセンターに寄せられたウイルス被害件数をもとにランク付けを行ったものです。本数値は、2004年8月4日現在の情報に基づき作成されたものです。今後、サポート調査により、件数に変更が生じる可能性があります。
※ 被害件数はウイルス発見のみの数字も含みます。
※ (※(1))印のウイルスに関しては亜種をまとめてカウントした件数となります。
※ (※(2)印の「JAVA_BYTEVER.A」に関しては、パターンファイル番号546から「JAVA_BYTVERIFY.A」の検出名で対応いたしておりましたが、パターンファイル番号731から「JAVA_BYTEVER.A」に改称いたしましたので、双方の数を集計したものになります。

 

7月のウイルス傾向 「TrendLabs Japan」ウイルス解析担当者コメント

今月のウイルス感染被害の総報告数は、6471件と先月(9309件)から減少していますが、Webを感染経路とするウイルスの被害は継続して報告されています。Webからダウンロードされるトロイの木馬型不正プログラムの多くはユーザ自身が不意にインストールしてしまうものであり、このような被害が一向に減らないことは残念でなりません。

一般にWebサイトなどインターネット上からプログラムをダウンロードする場合には必ずユーザの承諾が必要になります。セキュリティ警告のメッセージに対してユーザがインストール許可の「Yes」をクリックしない限り、基本的には対象のプログラムをパソコンにダウンロードすることはできません。不正プログラムの中には、インターネットエクスプローラ等のセキュリティホールを悪用してWebサイトを閲覧した際に自動で実行してしまうこともありますし、上記の警告メッセージをアダルトサイトの年齢認証などに偽装しているケースもありますが、最も被害が多いのはユーザがネットサーフィンの際中に突然表示されてくるメッセージに対して、よくわからないままとりあえず「Yes」をクリックして不正プログラムを送り込まれてしまうケースです。このような不正プログラムの侵入を許しても感染していることに気付かないことが多く、知らず知らずの内に次々と不正プログラムをダウンロードしていってしまい、気が付いた時には自分のパソコンが多数のウイルスに感染していることがあります。

アダルトサイトだけではなく、掲示板に掲載されているURLやスパムメールの本文中のURLをついクリックしたら、トロイの木馬を配布する悪質サイトだった、という被害例もまだまだ数多く報告されています。ウイルス対策ソフトを利用していてもインターネット上では最低限の警戒心は必要なものとなってきています。

新種ウイルス情報

■「TROJ_CRYPT.A」(クリプト)
これは一般的に「トロイの木馬」と呼ばれる不正プログラムの一種であり、特定のサイトからファイルのダウンロードを試みます。この不正プログラムはレジストリキーおよび値を作成し、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」(Windows XPは「プログラムの追加と削除」)のアンインストール情報に自身を追加します。
・「TROJ_CRYPT.A」 詳細情報:
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=TROJ_CRYPT.A

● トレンドマイクロウイルス情報はこちら
http://jp.trendmicro.com/jp/threat/index.html

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