ウイルス感染被害レポート - 2006年7月度

トレンドマイクロ、ウイルス感染被害マンスリーレポート【2006年7月度】

 トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704、NASDAQ:TMIC 以下 トレンドマイクロ)は、2006年7月度のコンピュータウイルス感染被害報告件数マンスリーレポート(日本国内)をお知らせいたします。

ウイルス感染被害マンスリーレポート 2006年7月度

順位 ウイルス名
(通称)
ウイルス種類 被害件数 先月被害
件数
先月
順位
先月
順位比
【1位】 SPYW_GATOR※(1)
(ゲーター)
スパイウェア 201件 220件 【1位】
【2位】 JAVA_BYTEVER※(2)
(バイトバー)
その他 136件 156件 【2位】
【3位】 WORM_SDBOT※(1)
(エスディーボット)
ワーム型 109件 42件 【8位】
【4位】 TROJ_AGENT※(1)
(エージェント)
トロイの木馬型 101件 95件 【5位】
【5位】 WORM_RBOT※(1)
(アールボット)
ワーム型 98件 112件 【3位】
【6位】 WORM_NETSKY※(1)
(ネットスカイ)
ワーム型 86件 18件 【圏外】
【7位】 ADW_WEBSEARCH※(1)
(ウェブサーチ)
アドウェア 76件 105件 【4位】
【8位】 ADW_SOLU180
(ソル180)
アドウェア 62件 16件 【圏外】
【9位】 ADW_SHOPNAV※(1)
(ショップナブ)
アドウェア 55件 75件 【6位】
【10位】 ADW_SBSOFT.A
(エスビーソフト)
アドウェア 41件 25件 【圏外】

※このランキングは、2006年7月1日から7月31日までに、日本のトレンドマイクロのサポートセンターに寄せられたウイルス被害件数をもとにランク付けを行ったものです。本数値は、2006年8月3日現在の情報に基づき作成されたものです。今後、サポート調査により、件数に変更が生じる可能性があります。
※ 被害件数はウイルス発見のみの数字も含みます。
※(※(1))印のウイルスに関しては亜種をまとめてカウントした件数となります。
※(※(2))印の「JAVA_BYTEVER.A」に関しては、パターンファイル番号1.546.00から「JAVA_BYTVERIFY.A」の検出名で対応いたしておりましたが、パターンファイル番号1.731.00から「JAVA_BYTEVER.A」に改称いたしましたので、双方の数を集計したものになります。

 

7月のウイルス傾向 「TrendLabs Japan」ウイルス解析担当者コメント

 今月のウイルス感染被害の総報告数は、7328件と先月(7602件)から僅かに減少しました。全体の傾向に大きな変化はないのですが、ワームの感染被害の報告数が先月に比べ、増えてきています。
 6月に引き続き7月も未修正のセキュリティホールへの攻撃、ゼロデイアタックが確認されました。6月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の公開後には、Microsoft Excel、Microsoft Wordなどでのゼロデイアタックが発生しており、修正パッチの公開が待たれていました。これで2ヶ月連続してマイクロソフトの月例セキュリティ更新プログラムの公開後すぐにゼロデイアタックが確認される状況となっており、悪意あるユーザが月例パッチ公開後を狙っている可能性すら考えられます。
 今回確認されたゼロデイアタックはMicrosoft PowerPoint 2000、2002 および2003の未修正の脆弱性を攻撃するものです。電子メールへの添付や、Webコンテンツとしてのダウンロードによってコンピュータに侵入してきます。最初に登場した「TROJ_MDROPPER.AS」は脆弱性を含んだMicrosoft PowerPoint文書であり、開くと他の不正プログラム「BKDR_BIFROSE(ビフローズ)」がインストールされてしまいます。
 ゼロデイアタックによりセキュリティホールへの技術的な防御策が確保できない状況がこれからも続くようであれば、これまでよりもセキュリティ情報に注意を払わなければならなくなります。また心がけとして、出元が確認できないMicrosoft Office文書ファイルを開かないように注意することも重要です。

新種ウイルス情報

■「TROJ_MDROPPER.AU」(エムドロッパー)
 この不正プログラムは、Microsoft Word のセキュリティホールを利用して感染活動を行い、Microsoft Word を使用して不正なファイルを作成および実行します。他の不正プログラムにより作成されるか、あるいはダウンロードされることによりコンピュータに侵入します。また、スパムメールの添付ファイルとして侵入する場合もあります。

・「TROJ_MDROPPER.AU」 詳細情報:
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=TROJ_MDROPPER.AU

● トレンドマイクロウイルス情報はこちら
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/

※TRENDMICRO、Trend Labsはトレンドマイクロ株式会社の登録商標です。
※各社の社名および製品名は、各社の商標又は登録商標です。

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