ウイルス感染被害レポート - 2006年2月度
トレンドマイクロ、ウイルス感染被害マンスリーレポート【2006年2月度】
トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704、NASDAQ:TMIC 以下 トレンドマイクロ)は、2006年2月度のコンピュータウイルス感染被害報告件数マンスリーレポート(日本国内)をお知らせいたします。
ウイルス感染被害マンスリーレポート 2006年2月度
| 順位 | ウイルス名 (通称) | ウイルス種類 | 被害件数 | 先月被害 件数 | 先月 順位 | 先月 順位比 |
| 【1位】 | SPYW_GATOR※(1) | スパイウェア | 283件 | 324件 | 【1位】 | → |
| 【2位】 | ADW_WEBSEARCH※(1) | アドウェア | 95件 | 101件 | 【3位】 | ↑ |
| 【3位】 | ADW_SHOPNAV※(1) | アドウェア | 80件 | 147件 | 【2位】 | ↓ |
| 【4位】 | ADW_HOTBAR※(1) | アドウェア | 68件 | 57件 | 【7位】 | ↑ |
| 【5位】 | WORM_RBOT※(1) | ワーム型 | 54件 | 78件 | 【圏外】 | ↑ |
| 【6位】 | ADW_CMDDSKTOP.A | アドウェア | 49件 | 43件 | 【10位】 | ↑ |
| 【7位】 | JAVA_BYTEVER※(2) | その他 | 44件 | 79件 | 【5位】 | ↓ |
| 【8位】 | EXPL_WMF.GEN※(3) | その他 | 37件 | 80件 | 【4位】 | ↓ |
| 【9位】 | WORM_SDBOT※(1) | ワーム型 | 35件 | 24件 | 【圏外】 | ↑ |
| 【9位】 | SPYW_DASHBAR※(1) | スパイウェア | 35件 | 22件 | 【圏外】 | ↑ |
※このランキングは、2006年2月1日から2月28日までに、日本のトレンドマイクロのサポートセンターに寄せられたウイルス被害件数をもとにランク付けを行ったものです。本数値は、2006年3月2日現在の情報に基づき作成されたものです。今後、サポート調査により、件数に変更が生じる可能性があります。
※ 被害件数はウイルス発見のみの数字も含みます。
※(※(1))印のウイルスに関しては亜種をまとめてカウントした件数となります。
※(※(2))印の「JAVA_BYTEVER.A」に関しては、パターンファイル番号1.546.00から「JAVA_BYTVERIFY.A」の検出名で対応いたしておりましたが、パターンファイル番号1.731.00から「JAVA_BYTEVER.A」に改称いたしましたので、双方の数を集計したものになります。
※(※(3))印の「EXPL_WMF.GEN」に関しては、パターンファイル番号3.135.00から「TROJ_NASCENE」の検出名で対応いたしておりましたが、パターンファイル番号3.147.00から「EXPL_WMF.GEN」に改称いたしましたので、双方の数を集計したものになります。
2月のウイルス傾向 「TrendLabs Japan」ウイルス解析担当者コメント
今月のウイルス感染被害の総報告数は、6188件と先月(7593件)から減少しました。感染報告の中心はスパイウェアやアドウェアで変わりません。ワーム型ではBOTの2種類に報告が集まりました。ワームと言えば大量に電子メールを送信するマスメール型が代表でしたが、今回報告が集まったBOTはマスメール活動を行いません。一昨年は「WORM_NETSKY」などが世界的な流行を引き起こしましたが、現在ではマスメール活動を狙う新種の登場は減少傾向にあります。マスメール活動による大規模感染の可能性は今後も低くなっていくでしょう。
2月には、企業や団体などにおいてP2Pファイル共有ソフト「Winny」に関連した情報流出事故が多発しました。Winnyの仕組みを悪用して感染を広げるウイルスは「WORM_ANTINNY.A」として2003年8月に初めて登場して以来、既に約70種類もの亜種が発見され、Winnyネットワーク上を流通しています。当初は、ただウイルス本体のコピーを配布するだけの機能でしたが、2004年の3月に情報漏えい活動を行う「WORM_ANTINNY.G」が登場してから多くの亜種が情報漏えいにつながる機能を持つようになりました。近年の不正プログラムの傾向が愉快犯から金銭などの利得を目的とするようになってきた中で、「WORM_ANTINNY」はあくまで世間を騒がせる古典的な愉快犯の要素が強いウイルスだと言えます。
新種ウイルス情報
■「OSX_LEAP.A」(リープ)
「OSX_LEAP.A」はMacintosh OSX 10.4を標的としたワームです。"Apple iChat" というインスタントメッセンジャーを利用して、自身のコピーを頒布します。ファイルのダブルクリックで解凍されると、"LATESTPICS" という実行可能な自身のコンポーネントおよび "_LATESTPICS" という隠しファイルを作成します。ワームは、作成した "_LATESTPICS" にJPEGアイコンを使用し、自身の存在を偽装します。
・「OSX_LEAP.A」 詳細情報:
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=OSX%5FLEAP%2EA
●ウイルス対策Web
以下URLにイラストでわかりやすくウイルスを解説するページをご用意しています。
http://jp.trendmicro.com/jp/threat/solutions/index.html
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