ウイルス感染被害レポート - 2005年11月度
トレンドマイクロ、ウイルス感染被害マンスリーレポート【2005年11月度】
トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704、NASDAQ:TMIC 以下 トレンドマイクロ)は、2005年11月度のコンピュータウイルス感染被害報告件数マンスリーレポート(日本国内)をお知らせいたします。ウイルス感染被害マンスリーレポート 2005年11月度
| 順位 | ウイルス名 (通称) | ウイルス種類 | 被害件数 | 先月被害 件数 | 先月 順位 | 先月 順位比 |
| 【1位】 | SPYW_GATOR※(1) (ゲーター) | スパイウェア | 339件 | 158件 | 【1位】 | → |
| 【2位】 | ADW_SHOPNAV※(1) (ショップナブ) | アドウェア | 104件 | 40件 | 【7位】 | ↑ |
| 【3位】 | TROJ_ISTBAR※(1) (イストバー) | トロイの木馬型 | 102件 | 30件 | 【圏外】 | ↑ |
| 【4位】 | WORM_RBOT※(1) (アールボット) | ワーム型 | 93件 | 104件 | 【2位】 | ↓ |
| 【5位】 | TROJ_ROOTKIT※(1) (ルートキット) | トロイの木馬型 | 76件 | 50件 | 【4位】 | ↓ |
| 【6位】 | ADW_HOTBAR.H (ホットバー) | アドウェア | 58件 | 22件 | 【圏外】 | ↑ |
| 【7位】 | TROJ_SMALL※(1) (スモール) | トロイの木馬型 | 47件 | 37件 | 【8位】 | ↑ |
| 【8位】 | WORM_NETSKY※(1) (ネットスカイ) | ワーム型 | 45件 | 47件 | 【5位】 | ↓ |
| 【9位】 | ADW_GAIN.A (ゲイン) | アドウェア | 42件 | 7件 | 【圏外】 | ↑ |
| 【10位】 | ADW_WEBSEARCH.A (ウェブサーチ) | アドウェア | 41件 | 5件 | 【圏外】 | ↑ |
※このランキングは、2005年11月1日から11月30日までに、日本のトレンドマイクロのサポートセンターに寄せられたウイルス被害件数をもとにランク付けを行ったものです。本数値は、2005年12月1日現在の情報に基づき作成されたものです。今後、サポート調査により、件数に変更が生じる可能性があります。
※ 被害件数はウイルス発見のみの数字も含みます。
※(※(1))印のウイルスに関しては亜種をまとめてカウントした件数となります。
11月のウイルス傾向 「TrendLabs Japan」ウイルス解析担当者コメント
今月のウイルス感染被害の総報告数は、8065件と先月(5115件)から更に増加しました。先月に引き続き、初期設定からスパイウェアのリアルタイム検索機能を使用する「ウイルスバスター2006 インターネット セキュリティ」を購入もしくはバージョンアップされたお客様において、以前からコンピュータに潜んでいたスパイウェアが改めて検出されたことを示しています。一方で、スパイウェアという言葉の知名度の上昇と家庭ユーザにおける個人情報に対する感覚がよりシビアになってきている事も伺えます。
11月には「WORM_SOBER.AG」、「WORM_MYTOB.MX」の2種類のマスメール型ワームにグローバルでイエローアラートを発令しましたが、日本での被害報告はどちらも十数件と大規模な流行に至らずに済みました。また、米国 SONY BMG 社のCDに含まれていたコピーコントロール機能についてのニュースが海外を中心に報道されました。このプログラム自体は不正な目的で作成されたものではありませんが、特定の条件を満たすファイルやフォルダをWindows上から認識させなくするルートキット的な動作を持ち、実際にこれを悪用した「BKDR_BREPLIBOT.C 」、「BKDR_BREPLIBOT.D」という不正プログラムが確認されています。トレンドマイクロでは、悪用された場合の危機回避のためにオリジナルのプログラムも「RTKT_XCP.A」という検出名で対応しました。なお、この期間にはWindows以外にもRealPlayer(R)やMacromedia Flash Playerなど非常にポピュラーなソフトウェアにセキュリティホールが発見されており、今後これを悪用する不正プログラムの登場が危惧されますので、注意が必要です。
新種ウイルス情報
■「RTKT_XCP.A」
「RTKT_XCP.A」は First 4 Internet 社製の DRM(Digital Rights Management)用プログラムの検出名です。米国 SONY BMG 社の DRM である XCP 用に開発されたプログラムであり、Windows PC 上でコピーコントロールを行います。このプログラムの実行中は "$sys$" という文字列で始まるファイル、フォルダ、レジストリキーなどが Windows 上から認識されなくなります。
・「RTKT_XCP.A」 詳細情報:
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=RTKT_XCP.A
●ウイルス対策Web
以下URLにイラストでわかりやすくウイルスを解説するページをご用意しています。
http://jp.trendmicro.com/jp/threat/solutions/index.html
※TRENDMICRO、Trend Labsはトレンドマイクロ株式会社の登録商標です。
※各社の社名および製品名は、各社の商標又は登録商標です。

