ウイルス感染被害レポート - 2005年9月度
トレンドマイクロ、ウイルス感染被害マンスリーレポート【2005年9月度】
トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704、NASDAQ:TMIC 以下 トレンドマイクロ)は、2005年9月度のコンピュータウイルス感染被害報告件数マンスリーレポート(日本国内)をお知らせいたします。
ウイルス感染被害マンスリーレポート 2005年9月度
| 順位 | ウイルス名 (通称) | ウイルス種類 | 被害件数 | 先月被害 件数 | 先月順位 | 先月 順位比 |
| 【1位】 | TROJ_ROOTKIT※(1) (ルートキット) | トロイの木馬型 | 98件 | 60件 | 【5位】 | ↑ |
| 【2位】 | WORM_RBOT※(1) (アールボット) | ワーム型 | 96件 | 97件 | 【1位】 | ↓ |
| 【3位】 | TROJ_DLOADER※(1) (ディーローダー) | トロイの木馬型 | 77件 | 25件 | 【圏外】 | ↑ |
| 【4位】 | WORM_SDBOT※(1) (エスディーボット) | ワーム型 | 62件 | 60件 | 【5位】 | ↑ |
| 【5位】 | TROJ_AGENT※(1) (エージェント) | トロイの木馬型 | 60件 | 69件 | 【3位】 | ↓ |
| 【6位】 | JAVA_BYTEVER.A※(2) バイトバー | その他 | 59件 | 79件 | 【2位】 | ↓ |
| 【7位】 | TROJ_SMALL※(1) (スモール) | トロイの木馬型 | 41件 | 64件 | 【4位】 | ↓ |
| 【8位】 | TROJ_STARTPAG※(1) (スタートページ) | トロイの木馬型 | 36件 | 22件 | 【10位】 | ↑ |
| 【9位】 | WORM_NETSKY※(1) (ネットスカイ) | ワーム型 | 33件 | 50件 | 【7位】 | ↓ |
| 【10位】 | TROJ_DYFUCA※(1) (ディフカ) | トロイの木馬型 | 26件 | 17件 | 【圏外】 | ↑ |
※このランキングは、2005年9月1日から9月30日までに、日本のトレンドマイクロのサポートセンターに寄せられたウイルス被害件数をもとにランク付けを行ったものです。本数値は、2005年10月3日現在の情報に基づき作成されたものです。今後、サポート調査により、件数に変更が生じる可能性があります。
※ 被害件数はウイルス発見のみの数字も含みます。
※(※(1))印のウイルスに関しては亜種をまとめてカウントした件数となります。
※(※(2))印の「JAVA_BYTEVER.A」に関しては、パターンファイル番号546から「JAVA_BYTVERIFY.A」の検出名で対応いたしておりましたが、パターンファイル番号731から「JAVA_BYTEVER.A」に改称いたしましたので、双方の数を集計したものになります。
9月のウイルス傾向 「TrendLabs Japan」ウイルス解析担当者コメント
今月のウイルス感染被害の総報告数は、3678件と先月(2495件)と大幅に増加しました。上位のウイルスに目新しいものは見当たりませんし、10位以内の感染報告数にも大きな変化はありません。総報告数の増加には圏外のウイルスによる細分化された被害が数多く発生していることと関連がありそうです。これは昨今のウイルス被害が分散化されている傾向を示すものとも言えます。通例として、夏休み明けとなる時期にはワーム型のウイルスが大規模に流行したり、新種のウイルスが多く発見されることが多いと言われていますので、その影響もあるのではないでしょうか。
以前の愉快犯的な動機を持ったウイルスと違い、現在のウイルスは標的を絞り、巧妙にコンピュータに侵入してきます。また、感染後もただの悪戯から情報漏えいなどのユーザの実害につながる危険性が高い活動が多くなっています。このような不正プログラムへの対策として、ウイルス対策ソフトの一般的なファイルベースのパターンマッチングだけではなく、パーソナルファイアウォールなどの補完的な機能も積極的に利用していくことがより重要になってきました。万が一、パターンファイルが未だ対応していない新種ウイルスの攻撃を受けた場合でも、ポートブロックや脆弱性へのエクスプロイトコードを検出するなど外部からの攻撃をブロックしたり、既に内部に侵入してしまった不正プログラムが勝手に外部に通信する際に警告を発する機能もあります。このような機能を利用して今後ますます増加するウイルスに対処できるよう注意していただきたいと思います。
新種ウイルス情報
■「SYMBOS_CARDTRP.A」(カードティーアールピー)
携帯電話等に利用される「Symbian OS v6.0」上で活動するトロイの木馬型不正プログラムであり、感染すると複数の別ウイルスを作成します。不正プログラムは、感染メモリカード内に、自動実行ファイルを作成します。これにより、感染メモリカードが別のモバイルデバイスやコンピュータに挿入された際、他の不正プログラムが自動実行されます。
・「SYMBOS_CARDTRP.A」 詳細情報:
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=SYMBOS_CARDTRP.A
●ウイルス対策Web
以下URLにイラストでわかりやすくウイルスを解説するページをご用意しています。
http://jp.trendmicro.com/jp/threat/solutions/index.html
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