ウイルス感染被害レポート - 2008年1月度
トレンドマイクロ、ウイルス感染被害マンスリーレポート【2008年1月度】
~巧妙化が続く偽セキュリティソフトに注意~
トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704 以下 トレンドマイクロ)は、2008年1月度のコンピュータウイルス感染被害報告件数マンスリーレポート(日本国内)をお知らせいたします。
ウイルス感染被害マンスリーレポート 2008年1月度
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※このランキングは、2008年1月1日から1月31日までに、日本のトレンドマイクロのサポートセンターに寄せられたウイルス被害件数をもとにランク付けを行ったものです。本数値は、2008年2月4日現在の情報に基づき作成されたものです。今後、サポート調査により、件数に変更が生じる可能性があります。
※被害件数はウイルス発見のみの数字も含みます。
※(※①)印のウイルスに関しては亜種をまとめてカウントした件数となります。
1月のウイルス傾向 トレンドマイクロ ウイルス解析担当者コメント
1月のウイルス感染被害の総報告数は3268件で、12月の3485件から減少しています。しかし、ランキング内のウイルスの半数以上が入れ替わる状況が続いており、依然として感染被害の多様化と分散化が進行中であることがうかがえます。
1月15日に、トレンドマイクロの無償ツールである「ルートキットバスター」に偽装されたトロイの木馬「TROJ_FAKEBUSTR」が確認されました。この事例では海外のフリーソフトをダウンロードできる会員制Webサイトが配信する告知メールに偽装し、メール本文に書かれたURLをクリックさせることで悪意のWebサイトに誘導します。ユーザがこのサイトからダウンロードしてファイルを実行すると、「ルートキットバスター」の画面が表示され、最新版を入手するには氏名とメールアドレスの登録が必要であると要求されます。セキュリティベンダが提供するツールとそっくりのユーザインターフェイスやブランド名に油断したユーザが情報を詐取されてしまったものと推測されます。
今回は、実在するセキュリティソフトを偽装した手法でしたが、この他にも実際にはウイルスに感染していないにもかかわらず、ウイルスに感染した旨の警告を行うことでユーザの不安をあおり、偽セキュリティソフトをインストールさせたり、購入を迫って金銭を詐取する手法は既に定番化しています。実際に、昨年末にはスパイウェアの駆除ツールと称して料金を請求する例や、1月にも初のMac OSを狙った偽セキュリティソフトが確認されています。
本来は信頼されるべきセキュリティソフトを騙ることで、一部のユーザは結果的に警戒心を緩める落とし穴にはまってしまいました。また、これらはすべてWeb経由で不正プログラムが侵入し、最終的に情報や金銭の詐取を狙う「Webからの脅威」の悪質な一例といえます。Webサイト経由でソフトウェアをダウンロードする場合は、そのサイトが信頼できるものかを常に意識するとともに、セキュリティソフトのWebサイトの安全性を評価する機能をお使いください。
新種ウイルス情報
■「SYMBOS_BESELO」(べセロ)
この不正プログラムは携帯電話などのモバイルデバイスで使用されている「Symbian OS」上で活動します。MMS(Multimedia Messaging Service)やBluetoothを介して侵入し、侵入した携帯電話に登録されている電話番号宛にMMSを送信して自らを拡散させようとします。モバイルデバイスを狙った不正プログラムは、近年増加傾向にありますので注意が必要です。
「SYMBOS_BESELO」詳細情報:
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=SYMBOS_BESELO.A
トレンドマイクロ ウイルス情報
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/
●トレンド フレックス セキュリティ オンラインスキャン
無償でウイルスやスパイウェアを検出・削除できるオンラインスキャンを提供しています。
http://www.trendmicro.co.jp/hcall/
●Webからの脅威
Webを悪用する攻撃「Webからの脅威」について解説しています。
http://www.trendmicro.co.jp/web-threats/