ウイルス感染被害レポート - 2008年2月度
トレンドマイクロ、ウイルス感染被害マンスリーレポート【2008年2月度】
~ アジアを中心にUSBメモリによる感染が流行 ~
トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704 以下 トレンドマイクロ)は、2008年2月度のコンピュータウイルス感染被害報告件数マンスリーレポート(日本国内)をお知らせいたします。
ウイルス感染被害マンスリーレポート 2008年2月度
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※このランキングは、2008年2月1日から2月29日までに、日本のトレンドマイクロのサポートセンターに寄せられたウイルス被害件数をもとにランク付けを行ったものです。本数値は、2008年3月3日現在の情報に基づき作成されたものです。また、先月被害件数は先月のレポートを参照しており、圏外の先月被害件数は3月3日現在の情報に基づいています。今後、サポート調査により、件数に変更が生じる可能性があります。
※被害件数はウイルス発見のみの数字も含みます。
※(※①)印のウイルスに関しては亜種をまとめてカウントした件数となります。
2月のウイルス傾向 トレンドマイクロ ウイルス解析担当者コメント
2月のウイルス感染被害の総報告数は4316件で、1月の3268件から大幅に増加しています。日数が少ない2月に増加の傾向であるため、不正プログラムによる攻撃が活発化している可能性もうかがえ、今後の動向に注意が必要です。
1位と5位の「オートラン」という名称を持つウイルスは、USBメモリを媒介に感染を広げます。欧米に比べてコンピュータやネットワークの普及率が低いアジア圏でUSBメモリは頻繁に使用されており、USBメモリをはじめとしたリムーバブルメディアを悪用して感染を広げる不正プログラムの被害が目立っています。「オートラン」はリムーバブルメディア内のファイルを自動実行するための「Autorun.inf」という設定ファイルを悪用します。5位の「WORM_AUTORUN」は実行されると、自身をコピーするだけでなく悪意のAutorun.infファイルを作成します。「WORM_AUTORUN」をはじめとする不正プログラムが作成する悪意のAutorun.infファイルは1位の「MAL_OTORUN1」として検出されます。
「オートラン」を含むUSBメモリを接続すると、コンピュータが感染するだけでなく、その後に接続する別のUSBメモリにも感染を広げます。さらには、感染したコンピュータから悪意のWebサイトに接続し新たな不正プログラムをダウンロードする機能を持つものもあり、情報漏えいなどにつながる「Webからの脅威」に発展する危険性があります。
USBメモリ経由の感染を予防するためには、仕事用と家庭用のUSBメモリを分ける、不特定多数の人と共有しない、などの運用上のルールを作ることをおすすめします。USBメモリ接続時に自動実行されるウイルスに対してはセキュリティ対策ソフトが警告を表示しますので感染を注意してください。また、ウイルスの自動実行に不安がある場合には、リムーバブルメディアの自動実行の設定を停止にしておく等の対処も有効です。
新種ウイルス情報
■「JS_REALEXPLOIT.A」(リアルエクスプロイト)
この不正プログラムはJAVAスクリプトとしてWebページに含まれ、ユーザがWebページを閲覧すると自動的に実行されます。リアルネットワークスのマルチメディア再生ツール「RealPlayer」の脆弱性を悪用して感染し、Webサイトから不正プログラムをダウンロードさせる「Webからの脅威」へと発展します。
「JS_REALEXPLOIT.A」詳細情報:
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=JS_REALEXPLOIT.A
トレンドマイクロ ウイルス情報
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/
●トレンド フレックス セキュリティ オンラインスキャン
無償でウイルスやスパイウェアを検出・削除できるオンラインスキャンを提供しています。
http://www.trendmicro.co.jp/hcall/
●Webからの脅威
Webを悪用する攻撃「Webからの脅威」について解説しています。
http://www.trendmicro.co.jp/web-threats/




