セキュリティ最前線 (2008年12月1日掲載)
オバマ勝利がもたらすサイバー犯罪
~脅威はオバマ次期大統領就任式の2009年1月20日まで続く~
2008年11月5日、米国大領領選挙でバラク・オバマ候補が勝利をおさめた後すぐ、スパムメール送信者は、選挙結果と動画を伝えると称したメッセージを送信しました。このメール内のリンクをクリックすると、米国政府関係のページが表示され、オバマ候補の勝利宣言の動画を紹介する記事が掲載されていました。その後、動画の下部に「ここをクリックしてAdobe Flash Playerの最新版をダウンロードしてください」というメッセージが現われますが、実際に現われるのは一群のトロイの木馬型不正プログラム―ダウンローダやルートキット、情報収集型の不正プログラムでした。
サイバー犯罪者にとって、選挙関連の出来事の利用は、効果的なソーシャルエンジニアリングの手口です。特に米国選挙期間中は、投票者や米国民ではない人々も含め、オバマ氏の支持者から中傷者まで幅広い範囲の人々の関心を捕らえることができます。このことは、不正プログラムが広範囲の攻撃対象を確保できることを意味します。関心のあるユーザたちは、そうした政治色の濃いメールを好んで受け入れるでしょうし、この状況は、オバマ次期大統領就任式の2009年1月20日まで続くことでしょう。こうした攻撃によりユーザは、アカウント関係の個人情報を失うリスクにさらされます。失われた情報は、サイバー犯罪者たちにオンライン上で不正利用される危険性があります。
詳しくは、下記のPDFをご覧ください。

