駆除?削除?隔離?

セキュリティソフトは、不正プログラムの性質にあわせて処理します。

駆除と削除

  • 駆除:不正な部分だけを取り除いて元の状態に戻す
  • 削除:不正プログラムや不正プログラムに感染したファイルごと、ハードディスクから完全に消去する

「ウイルスバスター」シリーズなどセキュリティソフトでウイルス検索を実施し不正プログラムが検出されると、不正プログラムの性質ごとに「駆除」「削除」「隔離」といった処理を行います。

「駆除」は、不正プログラムに感染したファイルから不正プログラムの部分を取り除き、ファイルを元の状態に戻すことを意味します。正常なファイルに不正なコードを書き加える「追記型」と定義される不正プログラムはセキュリティソフトで駆除することによって元の正常なファイルに戻るのでその後は通常通り利用が可能になります。

一方、「削除」はワームやトロイの木馬など、ファイル単体で不正プログラムと認識するものをファイルごと消去する処理を意味します。また、正常なファイルの内容を上書きしてしまう不正プログラムについては「駆除」ができないため、ファイル全体を「削除」します。

これらの「削除」処理は、誤って不正プログラムを実行することを防ぐため、ごみ箱へ移動させるのではなくハードディスクから完全に消去します。

駆除 不正な部分を取り除いて元の状態に戻す
削除 ファイルごと完全に消去する
隔離 専用フォルダに移動し実行されないようにする

隔離

  • 隔離:駆除ができない不正プログラムや、不正かどうか判断がつかないものを専用フォルダへ移動する

セキュリティソフトによって不正と判定したものの、「駆除」の処理ができない場合、「隔離」処理を行います。専用のフォルダに「隔離」されたファイルは実行されることがないため、そのままにしておいても不正プログラムに感染することはありません。

どのファイルが「隔離」されたかはセキュリティソフト上で確認が可能で、ファイルを削除したり元の場所に戻すという操作ができます。

その他の対策もチェック

ウイルス(不正プログラム、マルウェア)
利用者が意図しない、利用者にとって不利益な活動を行うプログラムを「不正プログラム」と定義しています。
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