Webレピュテーション
【概要】
Webサイトを悪用して、ウイルスに感染させたり、個人情報を盗み取ったり、悪意ある情報を伝えたりと、さまざまな不正活動が行われています。不正なWebサイトをブロックしたくても、短期間にURLやIPアドレスなどが頻繁に変えられてしまうと、データベースへの登録が追いつきません。
「Webレピュテーション」は、Webサイトの運用履歴を常にモニタリングして、Webサイトの評価値をデータベース化します。このWebサイトの評価値をトレンドマイクロ製品が利用することで、危険なWebサイトのアクセスをブロックしたり、検索サイトの検索結果の安全性を評価したりします。
【技術・機能詳細説明】
「Webレピュテーション」は、インターネット上にあるWebサイトのレピュテーション(評判)を数値として示します。Webサイトは、運用の安定性や信頼性の評価によって点数がつけられます。Webサイトの評価値をデータベース化したのが評価サーバです。評価サーバはインターネット上に公開され、トレンドマイクロ製品が参照することで、Webサイトにアクセスする際の判断材料として使用されます。
以下に、評価項目の一例を示します。
Webサイトのドメイン評価例
- 頻繁にURLが変更されるなど、運用が不安定ではないか
- ドメインが登録されてからどのくらいの期間が経過しているのか
- スパムメール配信に利用された過去はないか
Webサイトのコンテンツ評価例
- 不正なプログラムが掲載されていないか
- フィッシング/ファーミングに利用されていないか
「Webレピュテーション」を使用すると、危険なWebサイトへのアクセスをブロックできます。ユーザがWebサイトへの接続する際、まずの評価サーバにWebサイトの評価値を問い合わせます。評価サーバからは、そのWebサイトの評価値が返信されます。トレンドマイクロ製品では、その評価値と設定基準を比較し、Webサイトにアクセスさせるかブロックするのかを判断し実行します。評価サーバへの問い合わせは、ユーザがブラウザでWebサイトにアクセスするときに加え、プログラムがWebサイトへのアクセスする際にも実施されます。ウイルス等が不正なWebサイトへアクセスしようとしてもブロックすることが可能です。
「Webレピュテーション」を使用すると、検索サイトでの検索結果を評価することもできます。検索結果に危険なWebサイトが表示されることがあります。アクセスするとウイルスに即感染する場合もあり、アクセス前に危険なWebサイトであることを知る必要があります。トレンドマイクロ製品では、検索結果を表示する前に、評価サーバへ各検索結果の評価値を問い合わせます。その評価値に基づき、各検索結果が安全なのか危険なのかを色別で知らせます。
【対抗できる脅威】
- ウイルス/スパイウェアの感染
- ウイルス/スパイウェアによる情報漏えい
- フィッシング/ファーミング被害
- 不正なWebサイトへのアクセス
【ユーザのメリット】
- ウイルスやスパイウェアのダウンロード元へのアクセスを拒否するため、最新のウイルス/スパイウェアに感染する可能性が低くなります。
- ウイルスやスパイウェアによる悪意あるユーザのWebサイトへの個人情報送信をブロックできるので、バックグラウンドの情報漏えいを防止できます。
- 正規なWebサイトが改変されてウイルスダウンロードサイトへの強制転送を仕掛けられても、転送先の閲覧をブロックできるので、意識しないウイルス感染を防止できます。
- 巧妙に作られたフィッシングサイトへのアクセスをブロックできるので、情報漏えいによる被害を大幅に減らせます。
- 検索サイトでの検索結果で危険なWebサイトがわかるようになるので、検索結果から危険なWebサイトにアクセスしてしまうのを防げます。
- 不正なWebサイトへのアクセス自体を拒否するため、ネットワークへかかる負荷は最小限で済みます。
【トレンドマイクロの搭載製品】
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※製品によって、対応している機能が異なります。




