インタビュー

クラウド環境への安全な旅を共にする
ベストパートナーを目指す

「Securing Your Journey to the Cloud」を掲げ、クラウドセキュリティのNo.1に

エバ・チェン トレンドマイクロ株式会社 代表取締役社長兼CEO

トレンドマイクロはコーポレートタグラインを「Securing Your Journey to the Cloud」に刷新し、新たなステージへのスタートを切りました。このメッセージは、実用段階に移ったクラウドコンピューティング時代を迎えた同社の決意の表れと言えます。代表取締役社長兼CEOエバ・チェンに今後のグローバル戦略について話を聞きました。

新しい環境に対応したセキュリティソリューションは万全、
クラウド・仮想化へ移行する企業をサポート

2011年は、どのような目標に向かってビジネスを推進する計画ですか。

エバ目指すのはクラウドセキュリティのNo.1企業になることです。

現在、世界的に企業がクラウドを採用し始めています。2011年は、景気が本格的に上向きになると多くのアナリストが予測していますし、世界中のお客さまと対話している私の実感としても、企業のIT投資熱は活発化してきています。投資の縮小傾向が強かった昨年に比べ、当社にとってのチャンスも増えるはずです。

トレンドマイクロは、昨年末のIDCの調査において、企業向けエンドポイントサーバセキュリティソリューションで世界売上シェアNo.1※1を獲得しました。本調査は、従来のウイルス対策だけではなく幅広いサーバセキュリティ製品を対象としており、ハイパーバイザーと仮想サーバといった新しいプラットフォームを守るための製品も含まれています。

これからクラウドが普及する上で不可欠なものはデータセンター内での仮想サーバのセキュリティでしょう。サーバを保護する当社製品・サービスが、世界中の企業のお客様から安心してビジネスに臨める高い信頼性があると評価されたものと考えています。

※1 出典:Worldwide Endpoint Security 2010-2014 Forecast and 2009 Vendor shares #225759, Dec. 2010

クラウド向けのソリューションの準備は、すでに整っているのでしょうか。

エバ現時点で必要と考えられるクラウドセキュリティ製品のポートフォリオが準備できました。中心となるソリューションはサーバセキュリティの「Trend Micro Deep Security(以下、Deep Security)」だと考えています。

今後、企業は、社内IT環境からプライベートクラウド、パブリッククラウドと移行していく中で、各々が組み合わさった環境を運用する必要があります。Deep Securityは、市場にある様々なサーバセキュリティ製品の中でも、物理サーバも仮想サーバも一元的に管理できる、正にこれからの時代で核となるソリューションです。Deep Securityを含むクラウドセキュリティ製品ですが、2010年の第4四半期には爆発的な売上の伸びを示しました。

また、VMwareとのパートナーシップにより、仮想化領域における製品間での技術的な連携やソリューション提供も推進できる体制を整えています。

新しい技術の導入に保守的と言われる日本企業のクラウドへの動きはいかがでしょうか。

エバ米国のお客様は、リスクを取っても新しいものを採用してみよう、ダメだったらやめればいい、というスタンスで考えます。彼らと比べると、日本やドイツでは、しっかりと製品を評価して、十分に活用できると判断してから採用する傾向があるようです。

ただ、クラウドへの移行はまだ始まったばかりです。日本の企業はITに真剣に取り組んでいる印象が強いので、私たちのセキュリティソリューションの価値を必ず理解してくれるでしょう。

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